2024-02-28有価証券報告書 株式会社協和コンサルタンツ

企業名 株式会社協和コンサルタンツ
URL https://www.kyowa-c.co.jp/
業種 サービス業
決算日 11月30日
資本金(百万円) 1000.0
所在地 渋谷区笹塚一丁目62番11号

有価証券報告書の解説記事

企業概要

株式会社協和コンサルタンツは、建設コンサルタント事業を中心に、情報処理事業や不動産賃貸・管理事業を展開しています。都市、港湾、空港などのインフラ整備に関わる事業計画や設計、調査を行う建設コンサルタント事業が主要な業務です。また、情報処理サービスや不動産賃貸も手掛けています。

各事業の内容と状況

  • 建設コンサルタント事業: 国内外で調査・設計や施工管理を行う。安定した受注環境に支えられ、売上と利益が堅調に推移しています。
  • 情報処理事業: 情報処理サービスやソフトウェアの開発・販売を行う。官公庁からの需要は安定しているものの、価格競争が激しいため厳しい状況にあります。
  • 不動産賃貸・管理事業: 主にグループ内向けに不動産賃貸や管理を行う事業。安定した収益を見込んでいます。

従業員について

2023年11月30日現在の従業員の状況は次の通りです。

セグメント 従業員数 (人) 有期雇用者数 (人)
建設コンサルタント事業 164 (195)
情報処理事業 50 (697)
不動産賃貸・管理事業 0 (1)
合計 214 (893)

関連企業

  • ㈱ケーイーシー商事: 不動産賃貸・管理事業を行う
  • ㈱ケーイーシー・インターナショナル: 査・設計及び施工管理業務を行う
  • ㈱ケー・デー・シー: 情報処理事業を行う
  • フリージア・マクロス㈱: 住宅関連事業や投資・流通サービス事業を展開

業績

以下は業績の概要です。

財務情報 成果 前期比増減(%)
売上高 7,679百万円 ▲0.8%
経常利益 656百万円 +19.4%
当期純利益 402百万円 +24.1%

各指標の増減について

  • 売上高: 建設コンサルタント事業が好調だった一方、情報処理事業の減収が影響を与えました。
  • 経常利益: ICTの活用とコスト削減、グループ内の生産体制強化が寄与しました。
  • 当期純利益: 売上高と経常利益の増加が反映されました。

リスクについて

  • 受注環境: 国や地方自治体に依存しているため、公的予算の変化は受注に影響を与えます。このリスクを軽減するために、新規事業への参入を進めています。
  • 生産環境: 新種のウイルス感染症などが発生すると、業務が制約を受ける可能性があります。これに対して、リモートワーク環境を整備しています。

まとめ

株式会社協和コンサルタンツは、建設コンサルタント事業において安定した受注と収益を確保しています。一方、情報処理事業では価格競争が激しいものの、柔軟に対応し収益を維持しています。これからも多角的な事業展開と新規事業開発を進めることで、安定経営を続ける見通しです。全体として、現状は好調に見えますが、公的予算への依存やウイルスリスクへの対策が重要です。

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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。