相対年度 | 4期前 | 3期前 | 2期前 | 前期 | 当期 | 前期比(%) |
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項目名 | ||||||
PBR | ー | ー | ー | 4.04 | 3.94 | -2.5 |
PER(株価収益率) | 22.13 | 24.85 | 14.47 | 16.78 | 16.5 | -1.7 |
ROA(総資産利益率) | ー | ー | ー | 17.70 | 16.5 | -6.8 |
ROE(自己資本利益率) | 29.60 | 29.20 | 28.60 | 25.10 | 26.0 | 3.6 |
売上高利益率 | ー | ー | ー | 8.0 | 8.5 | 6.2 |
純利益 | ー | ー | ー | 1,448百万円 | 1,687百万円 | 16.5 |
売上高 | 13,496百万円 | 14,444百万円 | 16,157百万円 | 18,150百万円 | 19,888百万円 | 9.6 |
純資産 | ー | ー | 453百万円 | 6,006百万円 | 7,058百万円 | 17.5 |
総資産 | 5,364百万円 | 6,389百万円 | 7,681百万円 | 8,177百万円 | 10,217百万円 | 25.0 |
株価の割安性:割高
この企業は、PERが16.5倍、PBRが3.94倍と市場平均を上回っており、割高と判断されます。割高の要因としては、売上高と純利益の増加、特に売上高が前期比9.6%増、純利益が16.5%増と堅調な成長を見せていることが挙げられます。また、ROEが26.0%と高水準であり、収益性が高いことも投資家からの評価を高めています。さらに、ソフトウェア開発事業やサイバーセキュリティ商品の成長が期待されており、これらが株価の上昇要因となっています。
収益性:高い
当期のROEは26.0%、ROAは16.5%、売上高利益率は8.5%です。これらの数値を基に収益性を評価すると、収益性は高いと判断できます。ROEは10%を大きく超え、ROAも5%を大幅に上回っており、売上高利益率も8.5%と非常に健全な水準です。
収益性が高い要因として、以下の点が挙げられます。まず、売上高が前期比9.6%増加し、特にソフトウェア開発事業が堅調に推移しています。ビジネスソリューション事業やエンベデッドソリューション事業の成長が顕著であり、特に車載関連やIoT関連の需要が高まっています。また、自社商品のライセンス売上や新規M&Aによる事業拡大も収益性向上に寄与しています。これらの戦略的取り組みが、収益性の高さを支えています。
業績のトレンド:好調
この企業の業績トレンドは「好調」と判断されます。売上高は前期比9.6%増加し、19,888百万円に達しています。純利益も16.5%増加し、1,687百万円となっています。ROEも25.1%から26.0%に上昇しており、自己資本利益率の改善が見られます。また、売上高利益率も8.0%から8.5%に増加しています。
要因としては、ソフトウェア開発事業とシステム販売事業の両方で売上が増加していることが挙げられます。特に、ソフトウェア開発事業においては、車載関連の組込みシステム開発やサイバーセキュリティ商品の売上が好調であり、これが全体の業績を押し上げています。また、M&Aによる事業拡大も寄与しています。
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の概要や事業内容など
企業名 | デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社 |
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URL | https://www.ditgroup.jp/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 6月30日 |
企業概要
当社グループは、独立系の情報サービス企業として、当社及び連結子会社6社により構成されています。主要な事業はソフトウェア開発事業及びシステム販売事業です。ソフトウェア開発事業では、ビジネスソリューション事業、エンベデッドソリューション事業、自社商品事業を展開しています。ビジネスソリューション事業では、金融業、医薬業、通信業、流通業、運輸業、製造業、公共等の幅広い分野において、エンドユーザーや情報システム子会社からの受託開発を行っています。エンベデッドソリューション事業では、車載機器、モバイル機器、情報家電機器及び通信機器のソフトウェア開発を行い、特に車載関連のCASE(Connected、Autonomous、Shared&Services、Electric)に注力しています。自社商品事業では、サイバーセキュリティ商品や業務効率化商品を提供しています。システム販売事業では、中小企業向け経営支援基幹システム「楽一」の販売を行っています。
事業内容
当社グループの事業内容は以下の通りです。
ソフトウェア開発事業:
1. ビジネスソリューション事業
– 業務システム開発事業:金融業、医薬業、通信業、流通業、運輸業、製造業、公共等の幅広い分野において、エンドユーザーや情報システム子会社からの受託開発を行っています。
– 運用サポート事業:顧客の業務システムの運用をサポートし、サポートデスク業務やインフラの構築・維持管理運用を行っています。
2. エンベデッドソリューション事業
– 組込みシステム開発事業:車載機器、モバイル機器、情報家電機器及び通信機器のソフトウェア開発を行い、特に車載関連のCASEに注力しています。
– 組込みシステム検証事業:製品に対する品質や性能の検証業務を行い、機能や製品の改善を提案しています。
3. 自社商品事業
– サイバーセキュリティ商品:ウェブサイト改ざんの瞬間検知・瞬間復旧ソリューション「WebARGUS」、フィッシングメール対策ソリューション「APMG」を提供しています。
– 業務効率化商品:Excel業務イノベーションプラットフォーム「xoBlos」を提供し、Excel業務の自動化を実現しています。
システム販売事業:
– 中小企業向け経営支援基幹システム「楽一」の販売を行っています。
当社グループは、これらの事業を通じて、顧客のニーズに応じたソリューションを提供し、安定した収益を確保しています。