2024-08-30有価証券報告書 ダイコー通産株式会社

企業名 ダイコー通産株式会社
URL https://www.daiko-tsusan.co.jp/ja/index.html
業種 卸売業
決算日 5月31日
資本金(百万円) 583.0
所在地 松山市姫原三丁目6番11号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、CATV及び情報通信業界へ、国内外の高度な技術情報及び高品質・低価格の商品を顧客に提供することを通じて、高度化するネットワーク社会の発展に貢献することを社是としております。主な事業は、CATV及び情報通信ネットワークにおいて使用される各種商品(ケーブル、材料、機器等)の仕入及び販売です。

当社は、全国主要都市に営業所を配置し、顧客のネットワーク整備やシステム構築に際して、最先端技術の情報提供及びネットワーク構築に関する提案等を行っています。仕入先は国内外のメーカー等から、販売先は通信工事施工業者、電気通信事業者、電力会社及び官公庁等です。

各事業の内容と状況

当社の事業は、主に以下の3つのカテゴリに分かれます。

区分 主な商品名 販売先における主な使途
ケーブル LANケーブル、同軸ケーブル、光ケーブル 屋内通信工事、屋外通信工事、電力工事等
材料 接続材、架線金物類、宅内引込・配線材料 屋内通信工事、屋外通信工事、電力工事等
機器 幹線・宅内引込機器、センター設備機器、通信機器、ネットワーク機器、測定器 屋内通信工事、屋外通信工事、電力工事等

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
146 38.2 12.7 5835

関連企業

該当事項はありません。

業績

事業区分の名称 売上高 (千円) 売上総利益 (千円) 前年同期比 (%)
四国九州ブロック 3,993,209 636,836 100.8
東日本ブロック 5,812,872 801,226 106.4
西日本ブロック 5,340,876 840,245 94.0
東海北陸ブロック 2,075,144 334,418 102.0
合計 17,222,103 2,612,726 100.4

各指標の増減について

四国九州ブロックでは、CATV局向けのセンター設備機器案件が好調に推移しました。東日本ブロックでは、FTTH案件や防災行政無線案件が前年並みに推移し、日常取引の増加が見られました。一方、西日本ブロックでは、大型のメガソーラー案件の終息により売上が減少しました。東海北陸ブロックでは、防災行政無線案件の受注が好調に推移しました。

今後の見通し

事業区分の名称 売上高 (千円) 売上総利益 (千円) 当期比 (%)
四国九州ブロック 4,200,000 650,000 105.2
東日本ブロック 6,000,000 820,000 103.2
西日本ブロック 5,500,000 850,000 102.0
東海北陸ブロック 2,100,000 340,000 101.5
合計 17,800,000 2,660,000 101.8

見通しの増減について

今後の見通しとして、CATV局向けのセンター設備機器案件や防災行政無線案件の増加が期待されます。また、日常取引の増加も見込まれています。一方で、大型案件の終息による影響も考慮する必要があります。

主要なリスク

当社が直面する主要なリスクには、以下のようなものがあります。

  • 情報通信関連市場の需要動向の変化
  • CATV業界の事業環境の変化
  • 価格競争の激化
  • 与信管理及び債権管理のリスク
  • 海外仕入先との取引リスク
  • 輸入品の品質リスク
  • 為替レートの変動リスク
  • 保有資産の評価リスク
  • 自然災害によるリスク
  • 人材の確保リスク
  • 感染症の蔓延によるリスク

まとめ

当社は、CATV及び情報通信業界において、顧客のニーズに応じた高品質な商品を提供し続けています。業績は全体的に安定しており、今後も成長が期待されます。ただし、価格競争や市場の需要動向の変化など、いくつかのリスク要因も存在します。これらのリスクを適切に管理し、持続的な成長を目指すことが重要です。


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