2024-07-01有価証券報告書 ディーブイエックス株式会社

企業名 ディーブイエックス株式会社
URL https://www.dvx.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 344.0
所在地 豊島区高田二丁目17番22号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は1986年4月に設立され、「人に優しい医療」への貢献をコンセプトに、循環器疾病分野の医療機器を中心に事業展開しています。2023年6月19日付で株式会社光通信が当社のその他の関係会社となりました。

各事業の内容と状況

当社の事業は「不整脈事業」、「虚血事業」、「その他」に区分されます。

不整脈事業

不整脈事業では、心臓ペースメーカ、アブレーションカテーテル、ICD(植込み型除細動器)などを販売しています。これらの製品は主に医療施設に対して卸売会社として販売されています。

虚血事業

虚血事業では、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などの虚血性疾患の検査・治療のための医療機器を販売しています。全国主要都市に営業拠点を展開しています。

その他

その他の事業では、脳神経外科関連商品、一般外科関連商品、消化器関連商品、放射線防護用品などを販売しています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
316 39.3 7.9 6263

当社では、報告セグメント毎の経営組織体系を有しておらず、同一の従業員が複数のセグメントに従事しています。

関連企業

名称 住所 資本金又は出資金 (百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
株式会社光通信 東京都豊島区 54259 電気通信事業法に定める電気通信事業 他 24.65 その他の関係会社役員の兼務 無

業績

項目 当期 前期比(%)
売上高 45,851,074千円 △3.4
営業利益 653,152千円 △51.3
経常利益 662,500千円 △51.0
当期純利益 172,913千円 △81.5

各指標の増減について

売上高の減少は、不整脈事業における主要な取引先の喪失が影響しています。営業利益と経常利益の大幅な減少は、売上高の減少と固定費の影響によるものです。当期純利益の大幅な減少は、特別損失として投資有価証券評価損が発生したことが主な要因です。

今後の見通し

項目 当期 当期比(%)
売上高 48,000,000千円 +4.7
営業利益 800,000千円 +22.5
経常利益 810,000千円 +22.3
当期純利益 200,000千円 +15.7

見通しの増減について

今後の見通しとしては、不整脈事業の営業エリア拡大や新製品の投入により売上高の増加を見込んでいます。また、効率化の推進により営業利益と経常利益の改善を図ります。

主要なリスク

当社の主要なリスクとしては、仕入価格の値上げ、医療行政の動向、競争環境の変化、仕入・供給リスク、人材不足、気候変動などが挙げられます。これらのリスクに対しては、複数の仕入先の確保や情報収集、従業員満足度の向上などの対策を講じています。

まとめ

当社は、循環器疾病分野の医療機器を中心に事業展開しており、今後も持続的な成長を目指しています。現状の業績は一部の取引先喪失や特別損失の影響で減少していますが、今後の見通しは新製品の投入や営業エリアの拡大により改善が期待されます。リスク管理にも注力しており、安定した成長を目指しています。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。