2024-06-28有価証券報告書 青山商事株式会社

企業名 青山商事株式会社
URL https://www.aoyama-syouji.co.jp/
業種 小売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 62504.0
所在地 福山市王子町一丁目3番5号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、青山商事株式会社を中心に、ビジネスウェア事業、カード事業、印刷・メディア事業、雑貨販売事業、総合リペアサービス事業、フランチャイジー事業、不動産事業など多岐にわたる事業を展開しています。

各事業の内容と状況

当社グループの主要な事業は以下の通りです。

  • ビジネスウェア事業: メンズやレディスのビジネスウェア及び関連洋品の販売を行っています。オーダースーツブランド「Quality Order SHITATE」が好調で、既存店売上高は前期比106.3%となりました。
  • カード事業: クレジットカード事業を展開しており、ショッピング取扱高は増加しましたが、キャッシング残高が減少しました。
  • 印刷・メディア事業: 全国の流通小売業を中心に販促支援サービスを提供しています。印刷・DM売上が増加しましたが、原価高騰や販売費の増加により利益は減少しました。
  • 雑貨販売事業: 100円ショップ「ダイソー」を展開しており、不採算店舗の閉店を行いましたが、経費の効率的な使用に努めました。
  • 総合リペアサービス事業: 「ミスターミニット」のブランドで靴修理や鍵複製などのサービスを提供しています。人流回復や新サービスの導入により増収となりました。
  • フランチャイジー事業: 「焼肉きんぐ」や「エニタイムフィットネス」などのFC店舗を展開しており、各事業が好調に推移しました。
  • 不動産事業: 不動産賃貸収入が安定的な収入源であり、賃貸物件の増加が見込まれています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 平均臨時雇用者数(名)
ビジネスウェア事業 4977 2630
カード事業 68 6
印刷・メディア事業 436 42
雑貨販売事業 83 535
総合リペアサービス事業 781 52
フランチャイジー事業 222 967
不動産事業 8 0
その他 61 21
合計 6636 4253

関連企業

当社グループには、以下の主要な関連企業があります。

  • ブルーリバース株式会社: ビジネスウェア事業の縫製加工を担当。
  • 株式会社エム・ディー・エス: 店内外演出物の企画を担当。
  • 株式会社栄商: 衣料用付属品の販売を担当。
  • 服良株式会社: スーツ等の製造・販売を担当。
  • 株式会社青山キャピタル: クレジットカード事業を担当。
  • 株式会社アスコン: 印刷・メディア事業を担当。
  • 株式会社青五: 100円ショップ「ダイソー」を展開。
  • ミニット・アジア・パシフィック株式会社: 総合リペアサービス事業を担当。
  • 株式会社glob: フランチャイジー事業を展開。
  • 株式会社WTW: 雑貨・インテリアの販売を担当。
  • 株式会社カスタムライフ: Webメディア事業を展開。

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 185580 193687 104.4
経常利益 (百万円) 8734 12503 143.2
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 4278 10089 235.8
包括利益 (百万円) 5913 12140 205.3
純資産額 (百万円) 170029 180877 106.4
総資産額 (百万円) 336244 335597 99.8
1株当たり純資産額 (円) 3339.33 3552.28 106.4
1株当たり当期純利益 (円) 85.86 202.38 235.8
自己資本比率 (%) 49.5 52.8 106.7
自己資本利益率 (%) 2.6 5.9 226.9
株価収益率 (倍) 10.9 8.7 79.8
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 23077 12960 56.2
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -3264 -2491 76.3
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -4483 -18468 412.1
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 75657 67657 89.4

各指標の増減について

売上高は前期比4.4%増加し、1936億87百万円となりました。経常利益は43.2%増加し、125億3百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は135.8%増加し、100億89百万円となりました。これらの増加は、行動制限の緩和による人流の回復や、仕入原価の高騰を踏まえた価格の見直し、経費の効率的な使用が要因です。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2027年3月期計画 当期比(%)
売上高 (億円) 1936.87 2100 108.4
営業利益 (億円) 119.18 170 142.7
親会社株主に帰属する当期純利益 (億円) 100.89 126 124.9
自己資本利益率 (ROE) (%) 5.9 6.6 111.9

見通しの増減について

今後の見通しとして、2027年3月期には売上高2100億円、営業利益170億円、親会社株主に帰属する当期純利益126億円、自己資本利益率(ROE)6.6%を目指しています。これらの目標達成に向けて、ビジネスウェア事業の変革と挑戦を進めると共に、各組織が自立し協働する「スクラム経営」を推進します。

まとめ

当社グループは、ビジネスウェア事業を中心に多岐にわたる事業を展開しており、2024年3月期の業績は好調でした。今後も成長分野への注力や経営基盤の強化を図り、持続的な成長を目指しています。アナリストとしての視点から見ても、現状と見通しは好調であり、今後の成長が期待されます。


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