企業名 | 株式会社ACSL |
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URL | https://www.acsl.co.jp/ |
業種 | 機械 |
決算日 | 12月末日 |
資本金(百万円) | 3021.0 |
所在地 | 江戸川区臨海町三丁目6番4号2階 |
企業概要
各事業の内容と状況
当社グループは、「技術を通じて、人々をもっと大切なことへ」というミッションのもと、「最先端のロボティクス技術を追求し、社会インフラに革命を」というヴィジョンを掲げています。主要事業は、自律制御技術を活用した産業用ドローンの開発、製造、販売です。主に、実証実験や、カスタムメイドの特注ドローン機体の提供を行い、社会課題解決に貢献しています。
従業員について
従業員数 | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
87 (10) | 40.2 | 3.5 | 7,120 |
関連企業
名称 | 住所 | 資本金又は出資金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有(%) | 関係内容 |
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ACSL1号有限責任事業組合 | 東京都江戸川区 | 503,030千円 | ドローン関連事業 | 99.0 | ― |
ACSL, Inc. | 米国カリフォルニア州 | 600千USドル | ドローン関連事業 | 100.0 | 役員の兼任、当社製品の仕入販売 |
ACSL India Private Limited | インド共和国ニューデリー | 75,000千インドルピー | ドローン関連事業 | 49.0 | 役員の兼任、資金援助あり |
業績
回次 | 決算年月 | 売上高 (千円) | 経常損失 (千円) | 親会社株主に帰属する当期純損失 (千円) | 包括利益 (千円) | 純資産額 (千円) | 総資産額 (千円) | 自己資本比率 (%) |
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第9期 | 2021年3月 | 620,705 | △1,081,647 | △1,511,710 | △1,508,567 | 3,572,642 | 4,008,930 | 88.6 |
第10期 | 2021年12月 | 501,013 | △1,213,748 | △1,225,869 | △1,213,246 | 5,419,419 | 5,715,185 | 94.0 |
第11期 | 2022年12月 | 1,635,192 | △2,174,230 | △2,591,834 | △2,544,096 | 2,938,782 | 4,976,675 | 57.1 |
第12期 | 2023年12月 | 896,362 | △2,102,936 | △2,543,190 | △2,604,739 | 2,264,514 | 5,094,851 | 42.2 |
各指標の増減について
売上高について、2022年12月は前期比プラスのため、この間に大きな成長がありましたが、2023年12月は再び減少しています。大幅な経常損失と当期純損失が続いており、財務の健全性に大きな課題があると考えられます。自己資本比率も急激に低下しており、財務的に厳しい状況です。
リスクについて
当社は産業用ドローン市場に特化しているため、この市場独自のリスクに直面しています。特に、安全性に関するリスクと、法的規制の評価が重要です。
- ドローンの墜落事故による信用失墜、需要低下、法的規制の強化
- 製造物責任賠償やリコールによる損害賠償と費用発生
- データセキュリティや乗っ取り防止に関連するリスク
- 半導体不足や原材料費の高騰による生産の遅れ
まとめ
当社は、産業用ドローン市場において高い技術力を有し、成長の可能性を見据えています。しかし、財務状態や業績はいまだ厳しい状況であり、持続的な収益性の確保が急務です。現状は厳しいですが、技術力に基づく長期的な成長が期待される企業です。アナリストとしては、注意深く見守りつつも、リスクを理解した投資判断が求められます。
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