| 企業名 | 株式会社共和電業 |
|---|---|
| URL | https://www.kyowa-ei.com/ |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 1723.0 |
| 所在地 | 調布市調布ヶ丘３丁目５番地１ |
企業概要
当社グループ（当社および当社の関係会社）は、計測機器の製造販売、その機器に関連したコンサルティングおよび保守・修理と計測にかかわる一連の事業を展開しております。各関係会社の当該事業に係る位置づけは、次のとおりです。
各事業の内容と状況
以下、各事業の内容と現状について説明します。
計測機器
製造子会社の㈱山形共和電業、㈱甲府共和電業、㈱共和計測、タマヤ計測システム㈱から購入した物品を当社が加工し、販売しております。一部の製品は直接外部市場にも販売されています。特に、高速道路向け設置型車両重量計や自動車衝突試験システムが重要な製品です。中国市場、アメリカ市場、タイ市場にも進出しています。
コンサルティング
製品の設置、測定および解析等の役務の提供を行っており、関東地区、関西地区以西を担当しています。ダムの健全性確保など、インフラ関連の計測業務が堅調に推移しています。
従業員について
2023年12月31日現在の従業員数や平均年齢、平均給与は以下の通りです。
| 従業員数 (人) | 平均年齢 (歳) | 平均勤続年数 (年) | 平均年間給与 (千円) |
|---|---|---|---|
| 465(64) | 40.9 | 16.5 | 6,740 |
各セグメントの従業員数は以下の通りです。
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
|---|---|
| 計測機器 | 255(31) |
| コンサルティング | 9(5) |
| 全社(共通) | 201(28) |
関連企業
関連企業はアメリカ、中国、タイなどに拠点を持ち、それぞれが現地市場への販売活動を行っています。
業績
当期の各業績数値と見通しは以下の通りです。
| 項目 | 2023年12月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 14,901,130 | 7.8% |
| 経常利益 (千円) | 1,169,250 | 55.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 898,580 | 55.9% |
| 包括利益 (千円) | 1,106,489 | 65.1% |
各指標の増減について
売上高は前期から7.8％増加し、これは自動車関連のシステム製品や米国市場での売上増が寄与しました。経常利益は前期から55.1％増加しており、増収による原価率の低減が主な要因です。当期純利益も同様に55.9％増加しています。
リスクについて
当社は以下のリスクに直面しています。投資を検討される際は注意が必要です。
- 市場リスク：国内外の経済環境や設備投資の動向、為替相場の変動
- 技術開発リスク：急激な技術進歩や予期しない代替技術の出現による需要の低下
- 競争リスク：品質面での競争力喪失による価格競争
- 人材リスク：技能者の高齢化や退職に伴う後継者の育成が不十分な場合
- 調達リスク：電子部品等の原材料供給の不足
- 品質リスク：万が一の製品リコール発生時
- 気候変動に関するリスク：気候変動による生産体制や物流体制への影響
まとめ
当社の業績と現状を踏まえると、現時点では好調な状況にあると言えます。特に、売上高と利益の増加が目立ちます。ただし、今後の市場や技術の変化、競争環境の変化に対応するための継続的な努力が必要となります。
総じて、当社の今後の成長と企業価値の向上が期待されますが、投資を検討される際はリスクも十分に考慮することをお勧めします。
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