2024-01-04有価証券報告書 株式会社デジタルプラス

企業名 株式会社デジタルプラス
URL https://digital-plus.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 9月30日
資本金(百万円) 10.0
所在地 渋谷区元代々木町30番13号




有価証券報告書の解説 – 投資初心者向け


有価証券報告書の解説 – 投資初心者向け

企業概要

当社は、デジタルマーケティング事業とフィンテック事業を主な事業として手掛けています。デジタルマーケティング事業では、既存メディアの運営とデジタルマーケティング支援事業、フィンテック事業ではポイント利用の報酬支払インフラを構築しており、デジタルギフトが主要なプロダクトとなっています。

各事業の内容と状況

デジタルマーケティング事業

主に既存メディアの運営とデジタルマーケティング支援を行っています。既存メディアの運営を一部継続しつつ、デジタルマーケティング支援事業とシナジーを図りましたが、前年度に比べて売上は減少しています。

フィンテック事業

現金以上の価値があるポイントを利用した報酬支払インフラを構築しています。デジタルギフト®を主力とし、事業を拡大しており、前年度の62%増加の流通総額を達成しました。

従業員について

項目 数値
従業員数 20名 (内 臨時: 1名)
平均年齢 36.5歳
平均勤続年数 4.2年
平均年間給与 4,660千円

関連企業

当社には2つの主要な関連企業があり、株式会社デジタルフィンテックと株式会社デジタルandがあります。デジタルフィンテックはフィンテック事業を、デジタルandはデジタルマーケティング事業を展開しています。

業績

連結経営指標の推移
項目 2021年10月1日 第18期 (2022年9月) 第19期 (2023年9月)
売上収益 (千円) 623,885 665,463 (+6.7%)
税引前当期損失(△) (千円) △150,133 △256,037 (-70.6%)
親会社の所有者に帰属する当期損失(△) (千円) △201,924 △289,154 (-43.1%)

各指標の増減について

売上収益は前年同期比で6.7%増加しましたが、税引前当期損失および親会社の所有者に帰属する当期損失は増加しました。この理由は、営業活動および投資活動による資金流出が増加したことによるもので、特に新たな事業譲受や事業拡大に伴う投資が影響しています。

リスクについて

主なリスクとしては、インターネット広告市場の変動、技術革新への対応、競合企業の参入、人材確保および育成の困難さ、情報管理(個人情報漏洩等)、システム障害によるサービス提供停止などが挙げられます。

まとめ

当社の現状は、売上こそ増加しているものの、損失が拡大しており一部厳しい状況にあります。フィンテック事業の積極的な事業拡大により、今後の成長の可能性も見込まれますが、それに伴うリスクも高まっています。投資家としては、これらのリスクを考慮しつつ、企業の成長性や戦略を注視して投資判断を行うべきです。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。