企業名 | 株式会社ジェイテックコーポレーション |
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URL | https://www.j-tec.co.jp/ |
業種 | 金属製品 |
決算日 | 6月末日 |
資本金(百万円) | 817.0 |
所在地 | 茨木市彩都やまぶき2丁目5番38号 |
企業概要
株式会社ジェイテックコーポレーション(以下、当社グループ)は、オプティカル事業、ライフサイエンス・機器開発事業、及び子会社の電子科学株式会社に構成される「その他事業」の3つの事業を展開しています。「世の中にないオンリーワンの技術」を理念に掲げ、社会に貢献する製品を提供しています。
各事業の内容と状況
オプティカル事業
オプティカル事業では、反射表面の形状精度が1ナノメートル以下の超高精度の集光ミラーやX線ミラーを設計・製造・販売しています。国内外の先端的な放射光施設やX線自由電子レーザー施設での研究が進む中、この事業は大きな成長を見せています。
ライフサイエンス・機器開発事業
ライフサイエンス事業では、各種細胞培養装置の開発・販売を行っており、特にiPS細胞向けの自動培養装置が注目されています。新型コロナウイルス感染症の影響で自動化装置の需要が増加しており、海外展開も視野に入れています。
その他事業
子会社である電子科学株式会社が担当するその他事業では、昇温脱離分析装置の製造・販売を行っています。当年度は韓国や台湾などの海外市場でも高い評価を得ており、売上が大幅に増加しました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
オプティカル事業 | 27 | 1 |
ライフサイエンス・機器開発事業 | 13 | 0 |
その他事業 | 15 | 0 |
全社(共通) | 9 | 1 |
合計 | 64 | 2 |
平均年齢:43.5歳、平均勤続年数:4.9年、平均年間給与:5,564,221円
関連企業
名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 所有割合 | 関係内容 |
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電子科学株式会社 | 東京都武蔵野市 | 50百万円 | 理化学機器の開発・製造・販売・分析 | 100% | 役員の兼務4人 |
業績
指標 | 2019年6月 | 2020年6月 | 2021年6月 | 2022年6月 | 2023年6月 | 前期比(%) |
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売上高(千円) | – | – | – | 1,150,981 | 1,908,375 | 65.8 |
経常利益(千円) | – | – | – | △26,981 | 364,257 | -1,449.6 |
純利益(千円) | – | – | – | △32,127 | 238,189 | -841.6 |
総資産額(千円) | – | – | 3,382,042 | 3,227,032 | 3,465,019 | 7.4 |
1株当たり純資産額(円) | – | – | 385.65 | 379.91 | 422.15 | 11.1 |
自己資本比率(%) | – | – | 66.8 | 69.0 | 71.5 | 3.6 |
各指標の増減について
2023年度の売上高が前年度比65.8%増の1,908,375千円となったのは、オプティカル事業およびライフサイエンス・機器開発事業の成長が寄与しました。特にオプティカル事業は、新型コロナウイルス感染症の影響から回復し、国内外の放射光施設およびX線自由電子レーザー施設での需要が高まったためです。
経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益が大幅に増加したため、自己資本比率も増加しています。
リスクについて
当社グループのリスク要因として以下が挙げられます。
- 技術の陳腐化: 新たな製造方法が確立された場合、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。
- 政府の施策: 研究事業の方針変更や制度の変更があった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
- 知的財産権: 知的財産権の侵害リスクや外部への技術流出リスクが存在します。
- 為替リスク: 製品の海外輸出が多いため、為替レートの変動に影響される可能性があります。
まとめ
当社グループは、オプティカル事業およびライフサイエンス・機器開発事業を中心に順調な成長を遂げています。新しい技術の開発と既存事業の広がりにより、現状および将来の成長見通しは良好と評価されます。しかし、技術の陳腐化や外部リスクについても注意が必要です。総合的に見て、当社グループの現状と将来見通しは好調であると評価します。
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