企業名 | 株式会社アイ・ピー・エス |
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URL | https://ipsism.co.jp/ja/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 6月末日 |
資本金(百万円) | 255.0 |
所在地 | 大阪市北区大深町3番1号グランフロント大阪タワーB16階 |
企業概要
当社グループは、ERP(Enterprise Resource Planning)用パッケージソフトウェアの導入および保守を主たる事業としています。主要製品としてはドイツのSAP SE社が提供するSAP ERPがあり、企業のビジネスプロセスの統合管理をサポートします。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は大きく分けてERP導入事業と保守その他事業に分類されます。
- ERP導入事業: 主にSAP ERPの導入支援を行っています。大手企業から中小企業まで幅広く対応し、グローバルなビジネスにも対応しています。
- 保守その他事業: 既にERPを導入した企業に対しての保守運用サービスを提供しています。追加機能の開発やシステムのバージョンアップ支援も行っています。
従業員について
事業部門 | 従業員数(名) |
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ERP導入事業 | 101 |
保守その他事業 | 29 |
全社(共通) | 10 |
合計 | 140 |
従業員の平均年齢は37歳、平均勤続年数は6.9年、平均年間給与は689万9千円です。管理職に占める女性の割合は21.1%です。
関連企業
名称 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
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株式会社ワン・ハーモニー アドバイザリー | 東京都港区 | 10 | 情報システム開発コンサルティング | 100 | 役員の兼任2人 |
有限会社ファウンテン | 大阪市北区 | 3 | 有価証券の取得、保有及び売却 | 42.4 | 役員の兼任1人 |
業績
回次 | 決算年月 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 | 包括利益 | 純資産額 | 総資産額 | 1株当たり純資産額(円) | 1株当たり当期純利益(円) | 自己資本比率(%) | 自己資本利益率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第23期 | 2019年6月 | 2596948 | 122714 | 90348 | 90223 | 926738 | 1545004 | 380.11 | 37.81 | 58.8 | 10.4 |
第24期 | 2020年6月 | 2672627 | 48421 | 30566 | 30166 | 933015 | 1613344 | 382.74 | 12.79 | 56.7 | 3.4 |
第25期 | 2021年6月 | 2498609 | 273034 | 185771 | 186102 | 1110921 | 1909305 | 456.58 | 77.73 | 57.3 | 18.5 |
第26期 | 2022年6月 | 2728149 | 241989 | 177592 | 177884 | 1180956 | 1901269 | 500.34 | 75.77 | 61.2 | 15.7 |
第27期 | 2023年6月 | 2831469 | 300478 | 212852 | 212990 | 1325369 | 2276446 | 568.05 | 92.18 | 56.8 | 17.3 |
各指標の増減について
最新期(第27期)の連結経営指標を前期比で見た場合、次のような増減が見られます。
- 売上高: 3.8% 増
- 経常利益: 24.2% 増
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 19.9% 増
- 包括利益: 19.7% 増
- 総資産額: 19.7% 増
- 現金及び現金同等物の期末残高: 49.6% 増
リスクについて
この企業に投資する上で考慮すべきリスクとして以下の点が挙げられます。
- SAP社との契約リスク: 当社の主要事業であるERP導入事業はSAP社とのパートナー契約によって支えられており、契約の解消や条項の変更が起こると業績に重大な影響を与える可能性があります。
- SAP社製品への依存度: 売上の大部分がSAP社製品に依存しているため、同社製品の市場競争力の動向や新製品開発に対する対応力が業績に影響を与える可能性があります。
- カットオーバーの納期リスク: カットオーバーの納期に間に合わない場合、業績に影響します。また瑕疵担保責任もあるため、重大な瑕疵が発生すると業績に影響を与える可能性があります。
- 人材確保リスク: 優秀な技術者の確保が重要ですが、必要とする人材を確保できない場合には事業展開に制約が生じる可能性があります。
まとめ
当社グループの最新の経営成績は順調に推移しており、売上高や利益が堅調に増加しています。特に保守その他事業の大幅な成長が見られます。一方でSAP社に対する依存度の高さや、カットオーバーの納期リスク、人材確保の課題などがリスク要因として挙げられます。全体として、業績は好調であり、中長期的な見通しも堅調とされていますが、いくつかのリスク要因には注意が必要です。
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