| 企業名 | パラマウントベッドホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.paramountbed-hd.co.jp/ |
| 業種 | その他製品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 4207.0 |
| 所在地 | 江東区東砂２－１４－５ |
企業概要
パラマウントベッドホールディングスグループは1947年の創業以来、医療・高齢者福祉分野における製品・サービスの提供を通じて社会に貢献しています。主力製品である医療福祉用ベッドやその関連製品を、グローバルに展開することにより、事業の拡大を図っています。また、「パラマウントビジョン2030」のもと、医療・介護から健康まで広範囲にわたるサービスを提供しています。
各事業の内容と状況
パラマウントベッドホールディングスグループは医療福祉用ベッド、マットレス、病室用家具、医療用器具備品等の製造および販売を行っています。さらに、ベッド・マットレスの点検・修理、消毒、メンテナンスリース等のサービスや、福祉用具のレンタル卸など、多様なサービスを提供しています。
特に、国内事業での需要増加と合わせて、アジア地域を含む海外市場での事業展開に注力しており、今後もリカーリングビジネスの拡大を目指しています。
従業員について
| 区分 | 従業員数（名） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|---|
| 提出会社 | 13 | 49.5 | 25.7 | 7009045 |
グループ全体で3,946名（臨時雇用者含む）の従業員が働いており、特に国内企業での従業員数が多く、ベッド製造やメンテナンス業務に従事しています。
関連企業
以下は主な関連企業です:
- パラマウントベッド株式会社
- パラテクノ株式会社
- パラマウントケアサービス株式会社
- サダシゲ特殊合板株式会社
- PT.パラマウントベッド インドネシア
業績
| 決算年月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 80,088 | 82,379 | 87,171 | 90,352 | 99,009 |
| 経常利益 (百万円) | 10,923 | 10,145 | 13,461 | 13,543 | 14,139 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 6,704 | 7,043 | 8,611 | 9,092 | 9,215 |
| 包括利益 (百万円) | 7,064 | 6,212 | 9,664 | 10,809 | 9,432 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | 7,914 | 9,087 | 10,279 | 7,822 | 9,151 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | △2,464 | △3,579 | △1,541 | △220 | △6,332 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | △2,842 | △7,475 | △3,044 | △3,365 | △3,232 |
各指標の増減について
売上高は毎年増加しており、2023年3月期は9.6%増の99,009百万円となりました。経常利益も増加傾向にあり、前期比4.4%増の14,139百万円です。また、親会社株主に帰属する当期純利益も増加を続け、1.3%増の9,215百万円となっています。
一方で、投資活動によるキャッシュ・フローの減少が顕著であり、特に2023年3月期は大きく減少しましたが、これは新規の投資活動が積極的に行われたためです。
リスクについて
以下に、当社グループに特有なリスクを列挙します。
- 事業環境における制度変更のリスク：医療保険や介護保険制度の変更が事業に影響を及ぼす可能性があります。
- 海外市場におけるリスク：輸出入規制の変更など、国内では見られないリスクが存在します。
- 特定資材調達のリスク：供給遅延や中断が発生した場合には、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 製品欠陥のリスク：予期せぬ製品欠陥が発生した場合、大規模な無償交換が必要となることがあります。
- 自然災害のリスク：地震や大規模火災等で生産拠点が被害を受けた場合、操業中止や出荷遅延が生じる可能性があります。
- 情報セキュリティのリスク：サイバー攻撃等により情報漏洩が発生した場合、社会的信用が低下する恐れがあります。
まとめ
パラマウントベッドホールディングスの業績は堅調に推移しており、特に売上高と経常利益が安定して増加しています。新たな投資にも積極的であり、リカーリングビジネスの拡大を目指しています。一方で、制度変更や特定資材の調達に伴うリスクも存在し、それらを適切に対処していく必要があります。総じて、当社の現状と見通しは好調であり、持続的な成長が期待されます。
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