2023-06-21有価証券報告書 株式会社True Data

企業名 株式会社True Data
URL https://www.truedata.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1351.0
所在地 港区芝大門1丁目10番11号





有価証券報告書の解説


企業概要

当社は「データと知恵で未来をつくる」という企業理念のもと、ビッグデータとテクノロジーをマーケティングに活用し、企業や自治体の持続的な成長や業務品質の向上に貢献しています。

データ活用のために、①データ、②テクノロジー、③活用ノウハウの3領域を強化しており、AIの活用などで問題となるコールドスタート問題を解決しています。

各事業の内容と状況

主要な事業には以下が含まれます:

  • 小売業の顧客ID付きPOSデータを活用した分析及び開示支援ツールの提供
  • メーカー向けソリューション(「イーグルアイ」「ドルフィンアイ」「POS分析クラウド」等)
  • リテール向けソリューション(「ショッピングスキャン」等)
  • あらゆる産業向けソリューション(消費者購買データや分析レポート、AI等)

これらのサービスを通じて、企業は在庫削減やコスト効率の向上を図ることができ、大量生産・消費時代からの脱却を目指しています。また、AIや機械学習など最新の技術を積極的に取り入れています。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
78 39.2 5.1 6350

当社の労使関係は円満に推移しており、労働組合は結成されていません。

関連企業

名称 住所 資本金又は出資金 (千円) 主要な事業 議決権の所有割合(%) 関係内容
株式会社プラネット 東京都港区 436100 EDI基幹プラットフォームの構築・提供・運用 (24.88) 役員の兼任(1名), システム開発受託分析ツールの提供

業績

2023年度 前年度比(%)
売上高 (千円) 1,440,271 9.6
営業利益 (千円) 76,034 238.0
経常利益 (千円) 73,258 223.1
当期純利益 (千円) 33,996 119.5

各指標の増減について

当事業年度における売上高は前年度比で9.6%増加し、1,440,271千円となりました。販売体制の強化と新規取引先開拓に加え、消費財メーカー向けの「イーグルアイ」と「ドルフィンアイ」の販売拡大が寄与しました。

営業利益は238.0%増の76,034千円となり、経常利益も223.1%増の73,258千円、当期純利益は119.5%増の33,996千円となりました。この増加の主な要因は、安定的な月次課金型の使用料によるストック型収益と新規領域の開拓によるものです。

リスクについて

以下は当社が直面する可能性のある主要なリスクです:

  • データの安定供給:取引先からのデータ供給に依存しており、取引条件の変更が業績に影響する可能性があります。
  • システム運用:システム障害が発生した場合、業務停止につながるリスクがあります。
  • 技術開発と設備投資:開発の進捗が計画どおりに進まない場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 情報の漏洩:個人情報の漏洩が発生した場合、業績に悪影響を与える可能性があります。
  • 高度な専門知識を有した人材の確保:ITやマーケティング領域の人材を確保することが困難となった場合、競争力が低下するリスクがあります。

まとめ

当社は、ビッグデータとテクノロジーを駆使して、日本国内外の小売業や消費財メーカーに対し、多岐にわたるデータマーケティングソリューションを提供しています。これにより、企業は経費削減や在庫管理の効率化を図ることができます。最新の技術を導入しつつ、教育プログラムを通じて人材育成にも力を入れています。

2023年度の業績を見ると、安定した収益基盤と新規領域の開拓による大幅な増収増益が確認でき、今後の事業展開にも期待が持てると評価できます。

リスクについても充分に対策を講じており、持続的な成長が見込まれる企業と言えるでしょう。全体的には好調な業績と将来の成長性が期待できる企業です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。