| 企業名 | ファーマライズホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.pharmarise.com/ |
| 業種 | 小売業 |
| 決算日 | 5月31日 |
| 資本金（百万円） | 815.0 |
| 所在地 | 中野区中央一丁目３８番１号 |
企業概要
ファーマライズホールディングス株式会社は、調剤薬局事業を中心に、物販事業、医学資料保管・管理事業、医療モール経営事業などを展開しています。経営方針として「パーフェクト（完璧）」を掲げ、社会的責任を果たし、サステナブルな未来を目指しています。
経営環境としては、高齢化社会の進展に伴い医療費の増加が見込まれる一方で、薬価改定や後発医薬品の利用促進により市場成長の鈍化が予想されています。これに対処するため、競争力の強化や経営の効率化が求められています。
中期経営計画「LSG 2024」では、持続的な成長を目指し、調剤薬局事業を中心に投資を行い、デジタル技術を活用した新たな顧客体験の提供を目指しています。
各事業の内容と状況
ファーマライズホールディングス株式会社は以下の事業を展開しています：
- 調剤薬局事業：ファーマライズ株式会社などが運営し、医療機関の処方せんに基づく調剤を行っています。
- 物販事業：化粧品やコンビニエンスストア、ドラッグストアの運営を行っています。
- 医学資料保管・管理事業：紙カルテやレントゲンフィルムの保管・管理を行っています。
- 医療モール経営事業：札幌駅内の医療モールの運営を行っています。
- その他：システムインテグレーション事業や医療関連ITソリューション事業、人材派遣事業などを展開しています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) | 従業員数(名) |
|---|---|---|
| 調剤薬局事業 | 1408 | （229） |
| 物販事業 | 119 | （112） |
| 医学資料保管・管理事業 | 31 | （4） |
| 医療モール経営事業 | 20 | （1） |
| その他 | 79 | （10） |
| 全社（共通） | 191 | （12） |
| 合計 | 1848 | （368） |
関連企業
ファーマライズホールディングス株式会社の主要な関連企業は以下の通りです：
- ファーマライズ株式会社
- 株式会社レイケアセンター
- 株式会社寿データバンク
- 株式会社ミュートス
- 株式会社ケミスト
- 株式会社メディカルフロント
- 株式会社ヘルシーワーク
- 株式会社ウィーク
- 株式会社サン・メディカル
- 北海道ファーマライズ株式会社
- 三協医療薬品株式会社
- 有限会社ミット
- 株式会社佐々浪ファーマシー
- GOOD AID株式会社
- まちほけ株式会社
業績
| 項目 | 当期 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 54,466百万円 | 4.7% |
| 経常利益 | 833百万円 | -41.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | -351百万円 | -205.4% |
| 包括利益 | -325百万円 | -187.4% |
| 純資産額 | 7,442百万円 | 6.5% |
| 総資産額 | 29,486百万円 | 25.0% |
各指標の増減について
売上高は、薬価改定の影響を受けつつも、処方せん枚数の増加やM&Aによる店舗数の拡大により増加しました。一方、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、積極的なM&Aの推進や仕入環境の変動、消費税処理の修正などにより減少しました。
今後の見通し
| 項目 | 当期比(%) |
|---|---|
| 売上高 | 6.0% |
| 経常利益 | 8.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 10.0% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、調剤薬局事業の拡大やデジタル技術の活用により、売上高や利益の増加が見込まれています。また、M&Aによる店舗数の増加や新規出店の効果も期待されています。
主要なリスク
ファーマライズホールディングス株式会社が直面する主要なリスクは以下の通りです：
- 法規制の変更：調剤薬局事業や物販事業に関連する法規制の変更が業績に影響を与える可能性があります。
- 薬価改定：薬価基準や調剤報酬の改定が業績に影響を与える可能性があります。
- 人材確保：薬剤師や登録販売者の確保が難航する場合、事業運営に支障をきたす可能性があります。
- 調剤過誤：調剤過誤が発生した場合、社会的信用の失墜や損害賠償が発生する可能性があります。
- 個人情報保護：個人情報の漏洩が発生した場合、社会的信用の失墜や損害賠償が発生する可能性があります。
まとめ
ファーマライズホールディングス株式会社は、調剤薬局事業を中心に多角的な事業を展開しており、今後も持続的な成長を目指しています。業績は一部減少しているものの、M&Aや新規出店による拡大が期待されます。主要なリスクに対しても適切な対策を講じており、今後の成長が期待されます。
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