2024-08-29有価証券報告書 株式会社パシフィックネット

企業名 株式会社パシフィックネット
URL https://www.prins.co.jp/
業種 サービス業
決算日 5月31日
資本金(百万円) 484.0
所在地 港区芝五丁目34番7号







有価証券報告書の解説

企業概要

この企業は、パソコン、サーバー、タブレットなどのIT機器のレンタルやIT環境の運用管理、通信、クラウドなどのITサービスを提供するITサブスクリプション事業、使用済みIT機器の回収・データ消去、リユース・適正処理を行うITAD事業、観光業界を中心にイヤホンガイドⓇの製造販売・保守サービスを行うコミュニケーション・デバイス事業を展開しています。

経営方針としては、「企業のIT支援を通し、『人々』『社会』を幸せにしたい」を掲げており、顧客視点に立ったサービスの提供と新たな価値創造を追求しています。課題としては、IT人材不足や情報セキュリティの強化、Windows 10サポート終了に伴うPC更新需要への対応が挙げられます。

各事業の内容と状況

ITサブスクリプション事業は、法人・官公庁向けのIT機器のレンタルやIT環境の運用保守、クラウドサービスを提供しています。ITAD事業は、使用済みIT機器の回収、データ消去、リユース・適正処理を行い、コミュニケーション・デバイス事業は、観光業界向けのイヤホンガイドⓇの製造販売・保守サービスを展開しています。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
225 37.9 7年5ヶ月 5190

従業員数は225名で、平均年齢は37.9歳、平均勤続年数は7年5ヶ月、平均年間給与は5190千円です。

関連企業

主要な関連企業として、株式会社ケンネットと株式会社テクノアライアンスがあります。ケンネットはコミュニケーション・デバイス事業を担当し、テクノアライアンスはクラウド製品・サービスに関する技術支援を行っています。

業績

項目 当期 前期比(%)
売上高 6,921,313千円 8.1%
経常利益 636,312千円 22.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 432,117千円 28.5%

各指標の増減について

売上高は前年同期比8.1%増加し、経常利益は22.8%増加しました。これは、ITサブスクリプション事業の需要増加と、ITAD事業の収益性向上によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益も28.5%増加しました。

今後の見通し

項目 今後の見通し 当期比(%)
売上高 7,500,000千円 8.4%
経常利益 700,000千円 10.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 480,000千円 11.1%

見通しの増減について

今後の見通しとしては、売上高が8.4%増加し、経常利益が10.0%増加する見込みです。これは、Windows 10サポート終了に伴うPC更新需要の増加と、ITサブスクリプション事業の拡大によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益も11.1%増加する見込みです。

主要なリスク

主要なリスクとしては、情報セキュリティリスク、IT技術の急激な革新・進化、IT技術人材の確保、サブスクリプション資産の保有リスク、貸倒発生リスク、中古品等の法律に関するリスク、金利変動リスク、自然災害や感染症によるリスクが挙げられます。

まとめ

この企業は、ITサブスクリプション事業、ITAD事業、コミュニケーション・デバイス事業を展開しており、業績は好調です。今後もWindows 10サポート終了に伴うPC更新需要の増加が見込まれ、業績はさらに向上する見込みです。しかし、情報セキュリティリスクやIT技術の急激な革新・進化などのリスクにも注意が必要です。総じて、現状と見通しは好調と評価できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。