企業名 | 佐鳥電機株式会社 |
---|---|
URL | https://www.satori.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 5月31日 |
資本金(百万円) | 2611.0 |
所在地 | 港区芝一丁目14番10号 |
企業概要
この有価証券報告書は、電子部品や電子機器を取り扱う専門商社のものです。企業は、電子機器メーカーなどの国内外の企業に対し、ハードウェアやソフトウェアの製品を提供しています。
経営方針として、「Mission、Vision、Value」を掲げており、持続可能な成長と社会貢献を追求しています。直面している課題には、地政学リスク、インフレ対策、為替動向の変化などがありますが、
モビリティや産業DX、インド市場への積極的なアプローチで成長を目指しています。
各事業の内容と状況
当社グループは4つの主な事業セグメントに分かれています。
セグメントの名称 | 会社名 | 事業内容 | 取扱製品 |
---|---|---|---|
産業インフラ事業 | 当社 | 産業、社会インフラ向けシステムソリューションの開発/販売、通信用部品、電子機器の販売 | 制御機器・部材、FA・システム、ユニット製品、自社製品 |
エンタープライズ事業 | 当社, 佐鳥パイニックス株式会社, 佐鳥SPテクノロジ株式会社等 | 国内向け半導体、電子部品の販売、調達マネジメントサービス、スイッチ製品の開発/販売、ソリューションの提供 | 半導体、電子部品、電気材料、ユニット製品、自社製品 |
モビリティ事業 | 当社, 株式会社スター・エレクトロニクス, SM Electronic Technologies Pvt. Ltd.等 | 車載向け半導体、電子機器の販売、ソリューションの提供、半導体回路の設計 | 半導体、電子部品、ユニット製品、自社製品、IP、ウェハー |
グローバル事業 | TAIWAN SATORI CO., LTD., HONG KONG SATORI CO., LTD., SHANGHAI SATORI CO., LTD.等 | 海外向け半導体、電子部品の販売、ソリューションの提供 | 半導体、電子部品、ユニット製品、自社製品 |
従業員について
連結会社の従業員の状況です。
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 臨時従業員数(人) |
---|---|---|
産業インフラ事業 | 224 | (15) |
エンタープライズ事業 | 157 | (22) |
モビリティ事業 | 236 | (5) |
グローバル事業 | 95 | (―) |
全社 | 81 | (4) |
合計 | 793 | (46) |
提出会社の従業員の状況です。
従業員数(人) | 臨時従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|---|
386 | (32) | 45.8 | 18.8 | 6,583,134 |
関連企業
グループ企業の関連状況についての情報です。
会社名 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
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佐鳥パイニックス株式会社 | 東京都港区 | 百万円 310 | 電子部品の販売 | 100(100) | 当社および連結子会社が商品販売 |
株式会社スター・エレクトロニクス | 東京都港区 | 百万円 310 | 電子部品の販売 | 100 | 当社が商品販売 |
佐鳥SPテクノロジ株式会社 | 東京都港区 | 百万円 350 | 電子部品の販売 | 85 | 当社および連結子会社が商品販売 |
業績
数値のサマリ
指標 | 数値 (億円) | 前期比 (%) |
---|---|---|
売上高 | 1,481 | +1.2 |
営業利益 | 47.55 | +25.4 |
経常利益 | 36.53 | +27.4 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 21.56 | -4.5 |
各指標の増減について
売上高は円安の影響や新たな子会社の追加により増加しましたが、PC需要の減少が一部影響しました。
営業利益と経常利益はいずれも増加しており、これは子会社の追加効果と円安の影響が大きいです。
親会社株主に帰属する純利益は法人税等の増加により減少しました。
今後の見通し
見通しの数値
指標 | 今期見通し (億円) | 今期比 (%) |
---|---|---|
売上高 | 1,540 | +4.0 |
営業利益 | 43.00 | -9.6 |
経常利益 | 35.00 | -4.2 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 25.00 | +15.9 |
見通しの増減について
売上高は増加が見込まれていますが、営業利益と経常利益については減少を見込んでいます。これは、今期の円安効果を次期では見込まないことから減益となる一方で、円安を除いたベースでは実質的に増益を見込んでいます。
親会社株主に帰属する純利益は、法人税等の影響を除いたベースで増加が見込まれています。
主要なリスク
当社グループのリスクとして、以下の項目が挙げられます。
- 最終製品の販売動向に依存するリスク:電子部品の需要が最終製品の販売動向に左右されること。
- 特定の仕入先への依存:契約内容の変更や需要動向による影響。
- 自社製品の品質リスク:品質不具合や製造物責任賠償等のリスク。
- 技術革新への対応:新技術の出現に対する迅速な対応が求められる。
- キャッシュ・フローの状況:売上債権や棚卸資産の増減による影響。
- 為替レートおよび金利変動リスク:外貨建て取引によるリスク。
- 売上債権の貸倒れリスク:与信管理の強化。
- 投資有価証券の価格変動リスク:経済情勢や株式相場の影響。
- 固定資産の減損リスク:減損損失の発生。
- 自然災害やカントリーリスク:自然災害や政治的変動のリスク。
- 情報セキュリティリスク:サイバー攻撃や情報漏洩のリスク。
まとめ
この記事では、電子部品専門商社の有価証券報告書を基に企業の概要、業績、今後の見通し、主要なリスクについて解説しました。
全体的な業績は増加傾向にあり、新たな子会社の追加と円安の影響が大きく寄与しています。
今後も各セグメントで積極的な事業展開を行い、持続可能な成長を目指す姿勢が見られます。
リスク管理を徹底し、さらなる成長を期待できます。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。