2024-07-29有価証券報告書 株式会社 梅の花

企業名 株式会社 梅の花
URL https://www.umenohana.co.jp/
業種 小売業
決算日 4月30日
資本金(百万円) 100.0
所在地 久留米市天神町146番地







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、株式会社梅の花を中心に、子会社6社及び関連会社1社で構成されています。主な事業は外食事業、テイクアウト事業、外販事業、その他事業です。経営方針としては、「人に感謝、物に感謝」の精神の下、食を通じたホスピタリティの提供を通じて、次世代への食文化の継承と世界へ向けた日本の食文化の発信を目指しています。

各事業の内容と状況

外食事業では、「湯葉と豆腐の店 梅の花」や「和食鍋処 すし半」などの店舗を運営しています。テイクアウト事業では、「古市庵」や「梅の花」ブランドの店舗を展開し、巻寿司や弁当を販売しています。外販事業では、セントラルキッチンで製造した商品を企業や通販で販売しています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 臨時雇用者数(人)
外食事業 336 1,781
テイクアウト事業 250 995
外販事業 31 76
全社(共通) 40 26
合計 657 2,878

関連企業

主要な関連企業には、株式会社梅の花サービス、株式会社古市庵プラス、株式会社すし半、株式会社テラケン、株式会社三協梅の花、UMENOHANA(THAILAND)CO., LTD.があります。

業績

指標 2020年4月 2021年4月 2022年4月 2023年4月 2024年4月 前期比(%)
売上高 (千円) 30,462,064 21,603,883 22,591,738 27,456,533 29,816,869 +8.6%
経常利益 (千円) △1,361,057 △2,396,755 △1,792,754 14,664 739,862 +4,945.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) △4,391,924 △1,921,134 217,176 △440,823 1,020,702 +331.5%
包括利益 (千円) △4,666,174 △2,227,467 △57,685 △531,342 973,435 +283.2%
純資産額 (千円) 3,412,925 1,190,597 3,132,735 2,541,079 3,379,906 +33.0%
総資産額 (千円) 26,007,178 28,162,926 28,699,588 25,304,786 25,110,701 -0.8%

各指標の増減について

売上高は前期比で8.6%増加し、経常利益は大幅に改善しました。これは、外食事業やテイクアウト事業の回復が寄与しています。また、親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に増加しました。

今後の見通し

指標 2024年4月 2025年4月 (予測) 当期比(%)
売上高 (千円) 29,816,869 31,000,000 +4.0%
経常利益 (千円) 739,862 800,000 +8.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 1,020,702 1,100,000 +7.8%

見通しの増減について

今後の見通しとしては、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに増加が見込まれています。これは、外食事業やテイクアウト事業のさらなる拡大が期待されているためです。

主要なリスク

主要なリスクとしては、原材料の高騰、出店リスク、新業態開発の遅れ、店舗の賃借物件への依存、固定資産の減損、原状回復費用、有利子負債、食の安全性、人材の確保、業績の季節偏重、顧客情報等のセキュリティ、大規模災害や感染症、法令諸規制の変更などが挙げられます。

まとめ

当社グループの業績は、外食事業やテイクアウト事業の回復により好調に推移しています。今後も売上高や利益の増加が見込まれており、経営環境の変化に柔軟に対応することで、さらなる成長が期待されます。しかし、原材料の高騰や人材確保などのリスクも存在するため、これらのリスクに対する対策が重要です。


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