2024-06-28有価証券報告書 OUGホールディングス株式会社

企業名 OUGホールディングス株式会社
URL https://www.oug.co.jp/ja/index.html
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 6495.0
所在地 大阪市福島区野田二丁目13番5号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、主に水産物の荷受事業、市場外水産物卸売事業、養殖事業、食品加工事業、物流事業、リース事業、水産物仲卸事業、水産物小売事業を展開しています。これらの事業を通じて、消費者に安全で高品質な水産物を提供し、食文化の発展に貢献しています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業内容は以下の通りです:

  • 水産物荷受事業:子会社㈱うおいちが卸売市場で水産物の販売を行っています。
  • 市場外水産物卸売事業:子会社㈱ショクリューが世界各国から輸入される冷凍海老や各種水産物を国内市場に販売しています。
  • 養殖事業:子会社㈱兵殖が九州、四国近海でハマチ、ブリ、マグロの養殖を行っています。
  • 食品加工事業:子会社関空トレーディング㈱が鮮魚加工を行い、ダイワサミット㈱が米飯加工を行っています。
  • 物流事業:子会社舞洲流通センター㈱が水産物の仕分け・配送を行っています。
  • リース事業:子会社㈱トップが保険代理業及びリース業を行っています。
  • 水産物仲卸事業:子会社㈱大京、㈱タイゲン、㈱モトイが中央卸売市場で水産物の販売を行っています。
  • 水産物小売事業:子会社㈱黒門三平が黒門市場や百貨店で水産物の販売を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
水産物荷受事業 399 56
市場外水産物卸売事業 524 210
養殖事業 152 42
食品加工事業 109 138
物流事業 58 28
その他 55 53
全社(共通) 30
合計 1327 527

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです:

  • ㈱うおいち
  • ㈱ショクリュー
  • ㈱兵殖
  • 舞洲流通センター㈱
  • 関空トレーディング㈱
  • ダイワサミット㈱
  • ㈱トウニチ水産
  • ㈱大京
  • ㈱モトイ
  • ㈱ディ・ティ・ネクスト
  • ㈱海老将軍

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(百万円) 325,020 333,197 102.5%
経常利益(百万円) 4,276 3,912 91.5%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 3,078 3,618 117.5%
包括利益(百万円) 2,819 5,444 193.1%
純資産額(百万円) 25,927 30,994 119.6%
総資産額(百万円) 81,988 91,150 111.2%

各指標の増減について

売上高は前年同期比で2.5%増加しました。これは、外食・宿泊・インバウンド関連需要の回復と販売価格の上昇が主な要因です。一方、経常利益は8.5%減少しました。これは、商品調達コストの上昇が影響しています。親会社株主に帰属する当期純利益は17.5%増加し、包括利益も大幅に増加しました。純資産額と総資産額もそれぞれ19.6%と11.2%増加しました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予測) 当期比(%)
売上高(百万円) 333,197 341,000 102.3%
経常利益(百万円) 3,912 4,300 109.9%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 3,618 4,000 110.6%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は2.3%増加し、経常利益は9.9%増加する見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益も10.6%増加する見通しです。これらの増加は、外食・宿泊・インバウンド関連需要のさらなる回復と、販売価格の適正化が寄与するものと考えられます。

まとめ

当社グループの業績は、外食・宿泊・インバウンド関連需要の回復と販売価格の上昇により、全体的に好調です。特に、親会社株主に帰属する当期純利益や包括利益が大幅に増加している点が注目されます。今後も、需要の回復と価格の適正化を進めることで、さらなる業績向上が期待されます。


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