2024-06-28有価証券報告書 株式会社ミロク情報サービス

企業名 株式会社ミロク情報サービス
URL https://www.mjs.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 3198.0
所在地 新宿区四谷四丁目29番地1







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社ミロク情報サービスと連結子会社10社及び持分法適用関連会社3社により構成されており、ソフトウェア関連事業を主たる事業としています。会計事務所(税理士・公認会計士事務所)とその顧問先企業を中心とする中堅・中小企業に対して、業務用アプリケーションソフトウェアの開発・販売、汎用サーバ・パソコンの販売、サプライ用品の販売並びに保守サービスの提供、経営情報サービス、育成・研修サービス、コンサルティングサービス等を提供し、お客様の経営革新、業務改善を支援しています。

各事業の内容と状況

当社グループは、ソフトウェア関連事業の単一セグメントであり、以下の製品・サービスを提供しています。

  • ハードウェア:コンピュータハードウェア(サーバ・パソコン・周辺機器等)の販売
  • ソフトウェア:財務会計・税務・販売・給与・人事管理システムの開発・販売及びシステムの受託開発サービス
  • ユースウェア:業務用アプリケーションソフトウェア等の導入支援サービス
  • TVS(会計事務所トータル・バリューサービス):会計事務所向け総合保守サービス
  • ソフト使用料:業務用アプリケーションソフトウェア及びクラウドサービス等の使用料プラン契約
  • ソフトウェア運用支援サービス:中堅・中小企業向け総合保守サービス
  • HW・NW保守サービス:コンピュータハードウェア及びネットワークの保守サービス
  • サプライ・オフィス用品:サプライ・オフィス用品の販売

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
1684 38.4 11.5 6,921,641

当社グループの従業員数は2168名であり、労働組合は結成されていませんが、労使関係は良好です。

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです。

  • 株式会社エヌ・テー・シー(ソフトウェアの開発・販売)
  • 株式会社エム・エス・アイ(ソフトウェアの開発・販売)
  • リード株式会社(ソフトウェアの開発・販売)
  • 株式会社MJS M&Aパートナーズ(M&Aに関する斡旋、仲介、助言及びコンサルティング)
  • 株式会社MJS Finance & Technology(フィンテックサービス及び経理・会計業務のデジタル化コンサルティング)

業績

項目 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高 (百万円) 41,461 43,971 6.1
経常利益 (百万円) 5,839 6,306 8.0
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 3,767 4,238 12.5
包括利益 (百万円) 3,491 3,734 7.0
純資産額 (百万円) 24,775 27,186 9.7
総資産額 (百万円) 45,793 46,018 0.5
1株当たり純資産額 (円) 813.13 892.77 9.8
1株当たり当期純利益 (円) 126.18 141.70 12.3
自己資本比率 (%) 53.0 58.0 9.4
自己資本利益率 (%) 16.2 16.6 2.5
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 7,157 6,538 -8.7
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -2,856 -3,614 -26.5
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -1,778 -4,117 -131.5
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 19,171 17,977 -6.2

各指標の増減について

売上高は前年同期比6.1%増加し、43,971百万円となりました。これは主にソフト使用料収入の大幅な増加(44.0%増)によるものです。経常利益は8.0%増加し、6,306百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は12.5%増加し、4,238百万円となりました。これらの増加は、クラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換が進んだことが要因です。

今後の見通し

項目 2023年度実績 2024年度計画 当期比(%)
売上高 (百万円) 43,971 45,500 3.5
経常利益 (百万円) 6,306 6,700 6.2
ROE (%) 16.6 15.8 -4.8

見通しの増減について

2024年度の売上高は45,500百万円、経常利益は6,700百万円を計画しており、いずれも増加が見込まれています。一方、ROEは若干の減少が予想されていますが、これは新規事業への投資が増加するためです。

まとめ

当社グループの業績は好調であり、特にクラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換が成功しています。今後も新規事業への投資を続け、持続的な成長を目指しています。全体として、当社の現状と見通しは好調であり、今後の成長が期待されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。