| 企業名 | 株式会社フェローテックホールディングス |
|---|---|
| URL | https://www.ferrotec.co.jp/ |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 13201.0 |
| 所在地 | 中央区日本橋二丁目３番４号 |
企業概要
当社グループは、半導体やフラットパネルディスプレイ（FPD）の製造装置に使用される真空シール、石英製品、セラミックス製品、CVD-SiC製品、シリコンパーツ、坩堝、温調機器等に使用されるサーモモジュールの他、シリコン製品、磁性流体、センサおよびその応用製品などの開発、製造、販売を行っています。
各事業の内容と状況
当社グループは以下の2つの主要な事業セグメントで構成されています。
- 半導体等装置関連事業
- 電子デバイス事業
半導体等装置関連事業では、真空シール、石英製品、セラミックス製品、CVD-SiC製品、シリコンパーツ、坩堝などを製造・販売しています。電子デバイス事業では、サーモモジュール、パワー半導体用基板、磁性流体、センサなどを取り扱っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） |
|---|---|
| 半導体等装置関連事業 | 8281 |
| 電子デバイス事業 | 4668 |
| その他 | 1151 |
| 全社（共通） | 92 |
| 合計 | 14192 |
提出会社の従業員数は92人で、平均年齢は48.9歳、平均勤続年数は10.4年、平均年間給与は879万円です。
関連企業
当社グループは、連結子会社78社、持分法適用関連会社15社、持分法非適用非連結子会社3社で構成されています。主要な関連企業には、株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズ、株式会社大泉製作所、杭州大和熱磁電子有限公司などがあります。
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 210,810 | 222,430 | 5.5 |
| 経常利益 (百万円) | 42,448 | 26,537 | -37.5 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 29,702 | 15,154 | -49.0 |
| 包括利益 (百万円) | 38,847 | 33,699 | -13.3 |
| 純資産額 (百万円) | 249,656 | 278,166 | 11.4 |
| 総資産額 (百万円) | 410,648 | 510,026 | 24.2 |
各指標の増減について
売上高は前期比5.5%増加しましたが、経常利益は37.5%減少しました。これは、減価償却費や販売費及び一般管理費の増加が主な要因です。親会社株主に帰属する当期純利益も49.0%減少しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予測 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 222,430 | 235,000 | 5.7 |
| 営業利益 (百万円) | 24,872 | 26,000 | 4.5 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 15,154 | 16,000 | 5.6 |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は5.7%増加、営業利益は4.5%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は5.6%増加する見込みです。これは、半導体市場の回復や新製品の投入が主な要因です。
まとめ
当社グループの業績は、売上高が増加したものの、経常利益や純利益は減少しました。これは、減価償却費や販売費及び一般管理費の増加が主な要因です。しかし、今後の見通しは明るく、売上高や利益の増加が期待されています。全体として、当社グループは安定した成長を続けており、今後も市場の需要に応じた製品開発と販売戦略を強化していく予定です。
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