| 企業名 | 株式会社イノベーション |
|---|---|
| URL | https://www.innovation.co.jp/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 3月末日 |
| 資本金（百万円） | 348.0 |
| 所在地 | 渋谷区渋谷３‐１０‐１３ＴＯＫＹＵＲＥＩＴ渋谷Ｒビル３Ｆ |
企業概要
当社グループは、法人営業の新しいスタイルを創造することに注力し、インターネットを活用して非効率な法人営業を効率化させることで企業の売上利益の向上に貢献する事業を展開しています。具体的には、法人営業のプロセスを「認知⇒見込み顧客情報入手⇒見込み顧客育成⇒提案・クロージング⇒アップセル・クロスセル」の5領域と定義し、主に「認知⇒見込み顧客情報入手」までの2領域の効率化を「オンラインメディア事業」にて支援し、「見込み顧客育成⇒提案・クロージング⇒アップセル・クロスセル」の3領域の効率化を「ITソリューション事業」で支援しています。
各事業の内容と状況
当社グループの各セグメントの事業内容は以下のとおりです。
オンラインメディア事業
オンラインメディア事業では、主に法人向けIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」の運営を行っています。また、BtoBに特化した動画プラットフォーム「bizplay」の運営、国内最大級のオンライン展示会「ITトレンドEXPO」の開催を通じて、BtoBマーケティング支援を行っています。
ITソリューション事業
ITソリューション事業では、法人営業に特化したマーケティングオートメーションツール「List Finder」の提供及びこれらを基軸としたWebサイトへの集客施策等に関するコンサルティングサービスを提供しています。
金融プラットフォーム事業
金融プラットフォーム事業では、金融商品仲介業務やM&A仲介業務を行っています。
VCファンド事業
VCファンド事業では、ベンチャー企業等への投資を行い、ストラテジック並びにフィナンシャルリターンを獲得することを目的に運営しています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（名） |
|---|---|
| オンラインメディア事業 | 57 |
| ITソリューション事業 | 14 |
| 金融プラットフォーム事業 | 33 |
| 全社（共通） | 53 |
| 合計 | 157 |
平均年齢: 32.9歳、平均勤続年数: 3.8年、平均年間給与: 6441千円
関連企業
当社グループは、以下の関連企業で構成されています。
- 株式会社Innovation & Co.
- 株式会社Innovation X Solutions
- 株式会社Innovation IFA Consulting
- 株式会社Innovation M&A Partners
- INNOVATION HAYATE V Capital投資事業有限責任組合
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 4,570,835 | 4,813,076 | 5.3 |
| 経常利益（千円） | 345,579 | 404,083 | 16.9 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 62,790 | 244,516 | 289.4 |
| 包括利益（千円） | 9,638 | 256,192 | 2560.7 |
| 純資産額（千円） | 3,180,406 | 3,567,143 | 12.2 |
| 総資産額（千円） | 3,795,035 | 4,678,359 | 23.2 |
各指標の増減について
売上高はオンラインメディア事業の堅調な拡大により5.3%増加しました。経常利益は16.9%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は289.4%増加しました。これは、金融プラットフォーム事業のデジタルマーケティングの活用が奏功したためです。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 4,813,076 | 5,200,000 | 8.0 |
| 経常利益（千円） | 404,083 | 450,000 | 11.4 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 244,516 | 300,000 | 22.7 |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は8.0%増加し、経常利益は11.4%増加する見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は22.7%増加する見込みです。これは、オンラインメディア事業とITソリューション事業の成長が期待されるためです。
まとめ
当社グループの業績は堅調に推移しており、特に金融プラットフォーム事業の成長が顕著です。今後もオンラインメディア事業とITソリューション事業の成長が期待され、全体として好調な見通しです。アナリストとしての視点からも、当社の成長ポテンシャルは高いと評価できます。
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