2024-06-28有価証券報告書 ステラファーマ株式会社

企業名 ステラファーマ株式会社
URL https://stella-pharma.co.jp/
業種 医薬品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 3079.0
所在地 大阪市中央区高麗橋三丁目2番7号 ORIX高麗橋ビル







有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、企業理念として『ひとりのかけがえのない命のために、ステラファーマは世界の医療に新たな光を照らします。』を掲げています。がん患者に対する新たな治療の選択肢としてBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)を実用化するため、創業以来、BNCT用ホウ素薬剤の研究及び開発に取り組んでいます。

各事業の内容と状況

当社の主な事業はBNCTの医療技術の開発と提供です。BNCTは、ホウ素の安定同位体であるB-10と熱中性子の核分裂反応を利用して、がん細胞を選択的に破壊する放射線治療の一手法です。2020年3月には、切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部癌を効能・効果として、ステボロニン®の医薬品製造販売承認を取得しました。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
44 45.5 6.6 6,653,416

従業員は創薬研究部、臨床開発部、その他の部門に分かれており、全社共通の管理部門も含めて44名が在籍しています。

関連企業

当社の主要な関連企業はステラケミファ株式会社です。ステラケミファ株式会社は高純度薬品事業を行っており、当社の医薬品の原材料を製造しています。

業績

項目 当期 前期比(%)
売上高(千円) 269,491 17.6
営業損失(千円) 760,300 -5.8
経常損失(千円) 760,208 -2.0
当期純損失(千円) 763,749 -1.9

各指標の増減について

売上高は前年同期比で17.6%増加しましたが、営業損失、経常損失、当期純損失はそれぞれ減少しました。これは、BNCTの認知度向上と治療実績の増加によるものです。

今後の見通し

項目 来期予測 当期比(%)
売上高(千円) 300,000 11.3
営業損失(千円) 700,000 -7.9
経常損失(千円) 700,000 -7.9
当期純損失(千円) 700,000 -8.3

見通しの増減について

来期の売上高は11.3%の増加が見込まれています。営業損失、経常損失、当期純損失もそれぞれ減少する見通しです。これは、BNCTの適応拡大と海外市場への展開が進むことによるものです。

まとめ

当社の業績は、BNCTの認知度向上と治療実績の増加により、売上高が増加しています。今後も適応疾患の拡大や海外市場への展開が進むことで、さらなる成長が期待されます。現状と見通しを踏まえると、当社の業績は好調であると言えます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。