2024-06-28有価証券報告書 アイホン株式会社

企業名 アイホン株式会社
URL https://www.aiphone.co.jp/
業種 電気機器
決算日 3月31日
資本金(百万円) 5388.0
所在地 名古屋市中区新栄町一丁目1番 明治安田生命名古屋ビル







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は1948年に創業し、インターホンを中心とした通信機器の専門メーカーとして事業を展開しています。主な製品は戸建住宅向けシステム、集合住宅向けシステム、医療・福祉施設向けシステム、オフィス・公共施設向けシステムなどの電気通信機器です。国内外に11社の子会社を持ち、グローバルに事業を展開しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は以下のセグメントに分かれています。

  • 日本: アイホン株式会社
  • 北米: アイホンコーポレーション
  • 欧州: アイホンS.A.S.、アイホンUK
  • タイ: アイホンコミュニケーションズ(タイランド)
  • ベトナム: アイホンコミュニケーションズ(ベトナム)
  • その他: アイホンPTY、アイホンPTE.

各セグメントの現状と見通しは以下の通りです。

  • 日本: 戸建住宅市場と集合住宅市場での売上が大幅に増加。ケア市場と業務市場でも堅調な成長を見せています。
  • 北米: 商品供給の正常化により、業務市場と住宅市場での売上が好調。
  • 欧州: 経済環境の不安定さが影響し、売上は増加したものの営業損失が発生。
  • タイ: 生産拠点としての役割を果たしつつ、売上は微増。
  • ベトナム: 生産拠点としての役割を果たしつつ、売上は減少。
  • その他: オセアニアと東南アジアでの販売が好調。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
日本 1054 40.3 15.3 6763

当社には労働組合は結成されていませんが、一部の連結子会社では労働組合が結成されています。労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。

関連企業

当社の主要な関連企業は以下の通りです。

  • アイホンコーポレーション(北米)
  • アイホンS.A.S.(欧州)
  • アイホンPTY(オセアニア)
  • アイホンPTE.(東南アジア)
  • アイホンUK(イギリス)
  • アイホンコミュニケーションズ(タイランド)
  • アイホンコミュニケーションズ(ベトナム)

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(百万円) 52811 61334 16.1%
経常利益(百万円) 4167 6130 47.1%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 2929 4645 58.6%
包括利益(百万円) 4030 7919 96.4%
純資産額(百万円) 58391 64913 11.2%
総資産額(百万円) 70597 78416 11.1%

各指標の増減について

売上高の増加は、商品供給の正常化と価格改定の効果によるものです。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益の増加は、売上高の増加とコスト管理の改善によるものです。包括利益の大幅な増加は、為替の影響と投資有価証券の評価益によるものです。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予測) 当期比(%)
売上高(百万円) 61334 65000 6.0%
経常利益(百万円) 6130 6500 6.0%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 4645 5000 7.6%

見通しの増減について

今後の見通しとしては、国内外での販売体制の強化と新商品の投入により、売上高と利益の増加が見込まれます。特に、北米とアジア市場での成長が期待されています。

まとめ

当社の業績は、商品供給の正常化と価格改定の効果により大幅に改善しました。今後も国内外での販売体制の強化と新商品の投入により、さらなる成長が期待されます。特に、北米とアジア市場での成長が鍵となるでしょう。全体として、現状と見通しは好調であり、今後の成長が期待されます。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 池上通信機株式会社
No.2 エムケー精工株式会社
No.3 FIG株式会社
No.4 神田通信機株式会社
No.5 株式会社JVCケンウッド
No.6 能美防災株式会社
No.7 アンリツ株式会社
No.8 ノーリツ鋼機株式会社
No.9 ソースネクスト株式会社
No.10 株式会社ユビテック

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。