| 企業名 | 株式会社ブイ・テクノロジー |
|---|---|
| URL | https://www.vtec.co.jp/ja/index.html |
| 業種 | 精密機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2847.0 |
| 所在地 | 横浜市保土ヶ谷区神戸町１３４番地 |
企業概要
当社グループは、液晶ディスプレイ（LCD）、有機ELディスプレイ（OLED）に代表されるFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を主たる業務としています。子会社21社及び関連会社4社を有し、グローバルに事業を展開しています。
各事業の内容と状況
当社の主要な事業は以下の通りです：
- FPD装置事業：FPD製造工程における製造装置、検査装置等の開発、設計、製造、販売、関連サービス及びOLED用蒸着マスクを提供。
- 半導体・フォトマスク装置事業：半導体製造工程における製造装置、検査装置及びフォトマスク用装置の開発、設計、製造、販売、関連サービスを提供。
- その他事業：OLED照明、農業事業等を展開。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均臨時雇用者数（人） |
|---|---|---|
| FPD装置事業及び半導体・フォトマスク装置事業 | 844 | 106 |
| その他事業 | 111 | 3 |
| 合計 | 955 | 109 |
提出会社の従業員数は244人で、平均年齢は46.9歳、平均勤続年数は8.2年、平均年間給与は807万円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです：
- V Technology Korea Co.,Ltd.：検査関連装置の製造・販売及びメンテナンス。
- V Technology Taiwan Co.,Ltd.：検査関連装置の販売（仲介）及びメンテナンス。
- Kunshan V Technology Co., Ltd.：検査関連装置の製造・販売（仲介）及びメンテナンス。
- VETON TECH LIMITED：中国における当社製品の受注営業及び新規事業開拓。
- オー・エイチ・ティー株式会社：各種電気検査装置の企画・開発・製造・販売。
業績
| 指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 43146 | 37335 | -13.5% |
| 経常利益（百万円） | 1700 | 1112 | -34.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 260 | 778 | +199.2% |
| 包括利益（百万円） | 479 | 1254 | +161.7% |
各指標の増減について
売上高と経常利益は減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益と包括利益は増加しました。売上高の減少はFPD装置事業の市況悪化による設備投資の停滞が主な要因です。一方、半導体・フォトマスク装置事業の堅調な推移が利益増加に寄与しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月（予測） | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 37335 | 40000 | +7.1% |
| 経常利益（百万円） | 1112 | 1500 | +34.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 778 | 1000 | +28.5% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は増加が予測されています。これは、半導体・フォトマスク装置事業の堅調な成長と新製品の市場投入が主な要因です。
まとめ
当社の業績は、FPD装置事業の市況悪化により一部減少しましたが、半導体・フォトマスク装置事業の堅調な成長により全体としては安定しています。今後も新製品の市場投入や事業の多角化により、さらなる成長が期待されます。現状と見通しを踏まえると、当社の業績は好調と評価できます。
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