2024-06-27有価証券報告書 株式会社サニックス

企業名 株式会社サニックス
URL https://sanix.jp/
業種 サービス業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 14041.0
所在地 福岡市博多区博多駅東2丁目1番23号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、一般家庭向け環境衛生、企業向け環境衛生、太陽光発電システムの施工販売、電力の小売及び卸売、資源循環型発電、有機廃液の資源リサイクルなど多岐にわたる事業を展開しています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下の6つの部門に分かれています。

  • HS事業部門: 一般家庭向けの環境衛生施工を行い、白蟻防除や換気システム施工などを提供しています。
  • ES事業部門: 企業向けの環境衛生施工を行い、防錆機器取付や給排水設備維持保全施工を提供しています。
  • SE事業部門: 戸建住宅向けに太陽光発電システムや蓄電池の販売・施工を行っています。
  • PV事業部門: 企業・法人向けに太陽光発電システムの販売・施工・メンテナンスを行っています。
  • 新電力事業部門: 一般家庭・法人向けに電力を小売販売する新電力事業を行っています。
  • 環境資源開発事業部門: 廃プラスチックを燃料とする発電や有機廃液の資源リサイクルを行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 平均臨時雇用者数(名)
HS事業部門 864 7
ES事業部門 162
SE事業部門 75
PV事業部門 245 19
新電力事業部門 13
環境資源開発事業部門 455 109
全社(共通) 235 1
2049 136

平均年齢: 43.6歳、平均勤続年数: 10.7年、平均年間給与: 4515千円

関連企業

  • 株式会社サンエイム: HS事業部門、PV事業部門
  • 株式会社サニックス・ソフトウェア・デザイン: HS事業部門、PV事業部門
  • 株式会社北海道サニックス環境: 環境資源開発事業部門
  • 善日(上海)能源科技有限公司: PV事業部門、SE事業部門
  • 株式会社サニックスエナジー: 環境資源開発事業部門
  • 株式会社C&R: 環境資源開発事業部門
  • 株式会社SEウイングズ: 環境資源開発事業部門
  • 善日(嘉善)能源科技有限公司: PV事業部門、SE事業部門
  • 株式会社サニックスエンジニアリング: PV事業部門

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 46277 47167 1.9%
経常利益 (百万円) 1552 3466 123.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1332 2697 102.5%
包括利益 (百万円) 1341 2844 112.0%
純資産額 (百万円) 6068 8912 46.9%
総資産額 (百万円) 33586 36965 10.1%
1株当たり純資産額 (円) 126.51 186.04 47.1%
1株当たり当期純利益 (円) 27.87 56.43 102.5%
自己資本比率 (%) 18.01 24.06 33.6%
自己資本利益率 (%) 24.77 36.11 45.8%
株価収益率 (倍) 10.08 5.90 -41.5%
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 5034 4821 -4.2%
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -1056 -1800 70.5%
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -3307 -678 -79.5%
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 3916 6269 60.1%

各指標の増減について

売上高は1.9%増加し、経常利益は123.3%増加しました。これは主に環境資源開発事業部門の売電契約単価の上昇によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益も102.5%増加しました。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期 計画 当期比(%)
売上高 (百万円) 47167 46200 -2.1%
営業利益 (百万円) 3744 1700 -54.6%
EBITDA (百万円) 5300 3500 -34.0%
ROE (%) 36.1 11.6 -67.9%
ROIC (%) 14.4 6.4 -55.6%
自己資本比率 (%) 24.1 25.4 5.4%

見通しの増減について

2025年3月期の売上高は2.1%減少する見込みです。これは主に電力市場価格の下落による売電収入の減少が影響しています。営業利益も54.6%減少する見込みです。

まとめ

当社グループは、環境資源開発事業部門の売電契約単価の上昇により、2024年3月期の業績は好調でした。しかし、2025年3月期の見通しは電力市場価格の下落により厳しい状況が予想されます。今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けることで、長期的な成長を目指しています。


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