2024-06-27有価証券報告書 株式会社 木曽路

企業名 株式会社 木曽路
URL https://www.kisoji.co.jp/
業種 小売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 12648.0
所在地 名古屋市昭和区白金三丁目18番13号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、料理及び飲食物の加工調理提供を主要業務とする飲食業であり、事業は飲食店としての事業がほとんどを占める単一セグメントです。主な事業内容は、しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」、特選和牛の「大将軍」、国産牛焼肉の「くいどん」、居酒屋の「大穴」、鶏料理の「とりかく」、和食しゃぶしゃぶの「鈴のれん」、からあげ専門店の「からしげ」、およびEC物販、不動産賃貸、食肉の加工販売です。

各事業の内容と状況

当社グループの部門別の主な事業内容は次のとおりです。

事業部門の名称 事業内容
木曽路部門 しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」の経営
焼肉部門 特選和牛の「大将軍」・国産牛焼肉の「くいどん」の経営
その他部門 居酒屋の「大穴」・鶏料理の「とりかく」、和食しゃぶしゃぶの「鈴のれん」、からあげ専門店の「からしげ」、EC物販、不動産賃貸の経営、食肉の加工販売

2024年3月31日現在、当社グループの部門別及び地域別の店舗数は次のとおりです。

部門別 中部地区 関東地区 関西地区 九州地区 合計
木曽路 34 59 30 3 126
焼肉 11 39 0 0 50
居酒屋 0 7 0 0 7
鈴のれん 5 0 0 0 5
からしげ 4 0 0 0 4
EC物販 0 1 0 0 1
合計 54 106 30 3 193

従業員について

当社グループの従業員数は次のとおりです。

部門別 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
木曽路部門 916 2,583
焼肉部門 97 549
その他 31 153
全社(共通) 265 134
合計 1,309 3,419

提出会社の従業員数、平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与は次のとおりです。

従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
1,305 3,401 44.9 11.4 5,452,257

関連企業

当社グループの関連企業は次のとおりです。

名称 住所 資本金(百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
株式会社建部食肉産業 名古屋市守山区 10 食肉の加工販売 100.0 役員の兼任3名

業績

当社グループの業績は次のとおりです。

項目 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
売上高(百万円) 31,067 36,778 45,930 52,984
経常利益(百万円) △3,567 1,820 △515 2,278
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) △5,577 650 △1,082 436
包括利益(百万円) △5,366 699 △989 779
純資産額(百万円) 23,469 26,601 27,331 27,657
総資産額(百万円) 46,344 47,898 48,412 45,974
1株当たり純資産額(円) 919.20 983.02 970.53 982.15
1株当たり当期純利益(円) △218.46 25.15 △38.64 15.50
自己資本比率(%) 50.6 55.5 56.5 60.2
自己資本利益率(%) △23.8 2.6 △4.0 1.6
株価収益率(倍) 83.0 168.5
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) △5,233 3,656 2,037 4,243
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円) △2,507 △1,641 △3,322 △2,462
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円) 9,850 △400 887 △4,408
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) 16,002 17,617 17,220 14,591
従業員数(人) 1,354 1,307 1,338 1,309
(外、平均臨時雇用者数) 2,399 2,578 3,138 3,419

各指標の増減について

売上高は2021年から2024年にかけて増加傾向にありますが、経常利益や純利益は変動が激しいです。特に2021年と2023年には大きな損失が発生しています。これは、コロナ禍の影響や原材料費の高騰、光熱費の上昇などが要因と考えられます。

今後の見通し

今後の見通しについては、消費者の購買活動がコロナ禍以前の状態に戻りつつあり、2024年度の春闘での高い賃上げ率による実質賃金の上昇、企業の業績改善から成長へ向けての投資意欲の強さから消費は底堅く推移すると予想されます。一方で円安や原料価格の高騰・需給の変化、光熱費や物流費の上昇及び継続的な人手不足など依然として事業を取り巻く環境は厳しい状況が続くものと予想されます。

項目 2023年3月 2024年3月 当期比(%)
売上高(百万円) 45,930 52,984 15.4
経常利益(百万円) △515 2,278 542.7
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) △1,082 436 140.3

見通しの増減について

売上高は引き続き増加が見込まれていますが、経常利益や純利益の増減は不安定です。これは、原材料費の高騰や光熱費の上昇、人手不足などの影響が続くためです。

まとめ

当社グループの業績は、コロナ禍の影響を受けつつも回復基調にあります。特に売上高は増加傾向にあり、今後も成長が期待されます。しかし、経常利益や純利益の変動が大きく、安定した収益を確保するためには、原材料費や光熱費の管理、人手不足の解消などが課題となります。全体としては、現状は好調であり、今後の見通し

AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 チムニー株式会社
No.2 株式会社東天紅
No.3 株式会社きちりホールディングス
No.4 株式会社やまや
No.5 SRSホールディングス株式会社
No.6 株式会社フジオフードグループ本社
No.7 株式会社安楽亭
No.8 株式会社串カツ田中ホールディングス
No.9 株式会社あさくま
No.10 株式会社アトム

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。