2024-06-26有価証券報告書 森下仁丹株式会社

企業名 森下仁丹株式会社
URL https://www.jintan.co.jp/
業種 医薬品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 3537.0
所在地 大阪市中央区玉造一丁目2番40号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、健康関連商品の製造販売及び健康関連のサービス提供を行っています。連結子会社2社と持分法非適用関連会社1社を含むグループ構成です。主な事業はヘルスケア事業とカプセル受託事業です。

各事業の内容と状況

ヘルスケア事業では、健康関連商品の開発・製造・販売を行っています。特に「ビフィーナ®」や「仁丹®」などのブランドが有名です。カプセル受託事業では、シームレスカプセル技術を活用し、医薬品や食品のカプセル製品を提供しています。

ヘルスケア事業は、インバウンド需要の回復やアジア地域での売上が堅調に推移しています。一方、カプセル受託事業は、フレーバーカプセルの製造受託が増加し、売上が前年同期比で大幅に増加しました。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 従業員数(名)
ヘルスケア事業 79 (0)
カプセル受託事業 5 (0)
その他 13 (6)
全社(共通) 257 (37)
合計 354 (43)

従業員数は354名で、平均年齢は41.9歳、平均勤続年数は13.3年、平均年間給与は617.5万円です。

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです:

  • 株式会社森下仁丹ヘルスコミュニケーションズ(コールセンター代行業務)
  • 株式会社MJ滋賀(医薬品・健康食品製造業)

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(百万円) 11,359 12,406 9.2%
経常利益(百万円) 623 815 30.8%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 491 697 41.7%
包括利益(百万円) 1,083 908 -16.2%

各指標の増減について

売上高はインバウンド需要の回復やアジア地域での売上増加により9.2%増加しました。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ30.8%、41.7%増加しました。一方、包括利益は16.2%減少しました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予測) 当期比(%)
売上高(百万円) 12,406 13,000 4.8%
経常利益(百万円) 815 900 10.4%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 697 750 7.6%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は4.8%増加、経常利益は10.4%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は7.6%増加する見込みです。これらの増加は、ヘルスケア事業とカプセル受託事業の成長が主な要因です。

まとめ

当社グループは、健康関連商品の製造販売とカプセル受託事業を中心に事業を展開しています。2024年3月期の業績は好調で、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも増加しました。今後も成長が見込まれ、特にカプセル受託事業の拡大が期待されます。全体として、当社の現状と見通しは好調と評価できます。


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