2024-06-26有価証券報告書 株式会社ミライト・ワン

企業名 株式会社ミライト・ワン
URL https://www.mirait-one.com/
業種 建設業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 7000.0
所在地 江東区豊洲五丁目6番36号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、情報通信エンジニアリング事業を中心に、環境・社会イノベーション事業、ICTソリューション事業、NTT事業、マルチキャリア事業を展開しています。グループ全体で85社の連結子会社を持ち、国内外で幅広い事業を展開しています。

各事業の内容と状況

当社の主要な事業は以下の通りです:

  • 環境・社会イノベーション事業: グリーンエネルギー関連工事や土木・建築工事を行い、売上高の拡大を図っています。
  • ICTソリューション事業: ソフトウェア事業の増加やグローバル工事の完工促進により売上高を拡大しています。
  • NTT事業: 設備運営業務の効率化を図り、利益率の改善を目指しています。
  • マルチキャリア事業: CATV工事や5G整備工事を行い、業務集約や業務分担の最適化に取り組んでいます。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
3622 43.8 16.8 6,983,632

当社グループの従業員数は16,985名で、平均臨時雇用人数は2,725名です。労働組合も複数存在し、労使関係は良好です。

関連企業

当社の主要な関連企業は以下の通りです:

  • ㈱アストエンジ
  • インフライズ㈱
  • ㈱エーライズ
  • ㈱エムズフロンティア
  • ㈱沖創工
  • 片倉建設㈱
  • 近畿電機㈱
  • ㈱グランドクリエイト
  • ㈱コトネットエンジニアリング
  • ㈱コムリード
  • 新光電機㈱
  • 大明通産㈱
  • 東電通アクセス㈱
  • 東電通ネットワーク㈱
  • 東邦建㈱
  • 西日本電工㈱
  • ㈱日設
  • ㈱フューコム
  • ㈱ホープネット
  • ㈱ミライト・エックス
  • ㈱ミライト・ソリューションズ
  • ㈱ミライト・モバイル・イースト
  • ㈱ミライト・モバイル・ウエスト
  • ㈱ミラテクドローン

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高 (百万円) 483,987 518,384 7.1
経常利益 (百万円) 22,384 18,690 -16.5
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 14,781 12,535 -15.2
包括利益 (百万円) 16,517 18,515 12.1
純資産額 (百万円) 254,305 260,088 2.3
総資産額 (百万円) 436,752 519,960 19.1
1株当たり純資産額 (円) 2,573.50 2,735.90 6.3
1株当たり当期純利益 (円) 151.20 133.34 -11.8
自己資本比率 (%) 56.5 48.5 -14.2
自己資本利益率 (%) 6.0 5.0 -16.7
株価収益率 (倍) 10.70 14.03 31.1
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 5,315 33,625 532.5
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -12,314 -55,545 -351.1
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -12,571 38,816 408.8
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 30,399 48,017 57.9

各指標の増減について

売上高は前期比7.1%増加し、518,384百万円となりました。これは、グリーンエネルギー関連工事やソフトウェア事業の増加が寄与しています。一方、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ16.5%と15.2%減少しました。これは、環境・社会イノベーション事業とICTソリューション事業で発生した不採算案件の影響によるものです。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月予測 当期比(%)
売上高 (百万円) 518,384 550,000 6.1
経常利益 (百万円) 18,690 20,000 7.0
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 12,535 13,500 7.7

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は6.1%増加し、550,000百万円を見込んでいます。これは、グリーンエネルギー事業やソフトウェア事業の拡大が期待されるためです。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ7.0%と7.7%の増加を見込んでいます。

まとめ

当社の業績は、売上高が増加している一方で、経常利益や純利益は減少しています。これは一部の不採算案件が影響していますが、今後の見通しは明るく、特にグリーンエネルギー事業やソフトウェア事業の成長が期待されます。全体として、当社は持続的な成長を目指しており、今後の業績改善が期待されます。


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