2024-06-26有価証券報告書 株式会社ミクニ

企業名 株式会社ミクニ
URL https://www.mikuni.co.jp/
業種 輸送用機器
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2215.0
所在地 千代田区外神田六丁目13番11号







有価証券報告書の解説

企業概要

当グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社ミクニを中心に、子会社21社及び関連会社2社で構成されています。主な事業は、燃料噴射関連品、ポンプ類、補器類、気化器類、車輛用暖房機器類、ガス制御機器類の製造・販売、航空機部品の輸入販売、芝管理機械の販売、福祉介護機器の製造・販売、不動産賃貸業などです。

各事業の内容と状況

当グループの事業は以下のセグメントに分かれています。

  • モビリティ事業: 燃料噴射関連品、ポンプ類、補器類、気化器類、車輛用暖房機器類の製造・販売。
  • ガステクノ事業: ガス制御機器類の製造・販売。
  • 商社事業: 航空機部品類、芝管理機械類の輸入販売。
  • その他事業: 加湿器類、福祉介護機器類、不動産管理等。

令和6年3月31日時点で、モビリティ事業が売上の大部分を占めており、特にインド市場での好調が続いています。一方、ガステクノ事業は中国の不動産不況の影響を受けています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
モビリティ事業 3631 2306
ガステクノ事業 620 47
商社事業 121 35
その他 124 27
全社(共通) 505 74
合計 5001 2489

提出会社の従業員数は1390人で、平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は19.5年、平均年間給与は5,922,200円です。

関連企業

主要な関連企業には以下のものがあります。

  • ミクニパーテック株式会社(静岡県牧之原市)
  • 株式会社ミクニエアロスペース(東京都千代田区)
  • ミクニ アメリカン コーポレーション(アメリカ合衆国 カリフォルニア州)
  • ミクニ メヒカーナ エス・エー・デ・シー・ブイ(メキシコ合衆国 タマウリパス州)
  • ミクニ(タイランド)カンパニー リミテッド(タイ王国 アユタヤ県)
  • ピーティー ミクニ インドネシア(インドネシア共和国 ブカシ県)
  • 上海三国精密機械有限公司(中華人民共和国 上海市)
  • 浙江三国精密機電有限公司(中華人民共和国 浙江省)
  • 天津三国有限公司(中華人民共和国 天津市)
  • ミクニ インディア プライベート リミテッド(インド共和国 ラジャスタン州)
  • ミクニ タイワン コーポレーション(中華民國 台北縣)

業績

指標 当期 前期比(%)
売上高(百万円) 99,941 6.5
経常利益(百万円) 3,161 19.6
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1,115 -166.3
包括利益(百万円) 8,800 1132.6
純資産額(百万円) 40,598 26.1
総資産額(百万円) 111,536 11.4
1株当たり純資産額(円) 1,180.23 26.1
1株当たり当期純利益(円) 33.19 -166.3
自己資本比率(%) 35.61 13.4
自己資本利益率(%) 3.14 -158.3
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) 2,972 -39.1
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円) -5,052 -7.2
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円) 1,252 -233.2
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) 3,114 -16.1

各指標の増減について

売上高は前期比6.5%増加し、特にモビリティ事業が好調でした。経常利益も19.6%増加しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は前期の損失から黒字に転じました。包括利益は大幅に増加し、純資産額も増加しました。一方、営業活動によるキャッシュ・フローは減少しましたが、投資活動によるキャッシュ・フローは若干の改善が見られました。

今後の見通し

指標 今期予想 当期比(%)
売上高(百万円) 105,000 5.1
経常利益(百万円) 3,500 10.7
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1,200 7.6
包括利益(百万円) 9,000 2.3
純資産額(百万円) 42,000 3.5
総資産額(百万円) 115,000 3.1
1株当たり純資産額(円) 1,220.00 3.4
1株当たり当期純利益(円) 35.00 5.5
自己資本比率(%) 36.00 1.1
自己資本利益率(%) 3.20 1.9
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) 3,200 7.7
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円) -5,000 1.0
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円) 1,300 3.8
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) 3,200 2.8

見通しの増減について

今期の売上高は前期比5.1%増加を見込んでおり、経常利益も10.7%増加する見通しです。親会社株主に帰属する当期純利益も7.6%増加する見込みです。包括利益や純資産額も増加が予想されており、全体的に好調な見通しです。

まとめ

当グループの業績は、モビリティ事業の好調に支えられ、全体的に好調です。特にインド市場での成長が顕著であり、今後もこの傾向が続く見込みです。一方で、中国市場の不動産不況や原材料価格の高騰などのリスクも存在します。総じて、当グループの現状と見通しは好調であり、今後の成長が期待されます。


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