| 企業名 | ローム株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.rohm.co.jp/home |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 86969.0 |
| 所在地 | 京都市右京区西院溝崎町２１番地 |
企業概要
当社グループは、当社及び子会社40社（国内８社、海外32社）、関連会社４社（国内１社、海外３社）で構成され、電子部品の総合メーカーとして、その製造・販売を主たる事業内容としております。主な製品及び事業の名称は次のとおりであります。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は以下のセグメントに分かれています。
- LSI: アナログ、ロジック、メモリ
- 半導体素子: トランジスタ、ダイオード、パワーデバイス、発光ダイオード、半導体レーザー
- モジュール: プリントヘッド、オプティカル・モジュール
- その他: 抵抗器
各セグメントの現状と見通しは以下の通りです。
- LSI: 自動車市場向けの製品が好調である一方、民生機器市場向けは減少。
- 半導体素子: 自動車市場向けは好調だが、他市場向けは厳しい状況。
- モジュール: スマートフォン向けセンサモジュールは増加したが、プリントヘッドは減少。
- その他: 自動車市場向けは順調だが、産業機器市場向けは減少。
従業員について
| 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| 3,902人 | 41.0歳 | 14.8年 | 8,793千円 |
当社グループの従業員数は23,319人で、各セグメントにまたがって事業活動を行っています。
関連企業
当社グループの関連企業は以下の通りです。
- ローム浜松㈱
- ローム・ワコー㈱
- ローム・アポロ㈱
- ローム・メカテック㈱
- ラピスセミコンダクタ㈱
- ラピステクノロジー㈱
業績
| 指標 | 当期 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 467,780 | -7.9% |
| 経常利益 (百万円) | 69,200 | -36.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 53,965 | -32.9% |
| 包括利益 (百万円) | 92,062 | -3.8% |
| 純資産額 (百万円) | 968,102 | +5.8% |
| 総資産額 (百万円) | 1,481,274 | +31.9% |
各指標の増減について
売上高は自動車市場向けの増加があったものの、他市場での減少が影響し、前期比7.9%減少しました。経常利益は営業利益の減少と受取手数料の増加により、前期比36.8%減少しました。親会社株主に帰属する当期純利益は前期比32.9%減少しましたが、純資産額と総資産額はそれぞれ5.8%、31.9%増加しました。
今後の見通し
| 指標 | 今期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 500,000 | +6.9% |
| 経常利益 (百万円) | 75,000 | +8.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 60,000 | +11.2% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、自動車市場や産業機器市場の成長が期待されており、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加が見込まれています。
まとめ
当社グループの業績は、自動車市場向けの製品が好調である一方、他市場での減少が影響し、全体としては減少傾向にあります。しかし、今後の見通しとしては、自動車市場や産業機器市場の成長が期待されており、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加が見込まれています。アナリストとしての視点からは、現状はやや不調ですが、今後の成長が期待できると評価します。
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