2024-06-25有価証券報告書 都築電気株式会社

企業名 都築電気株式会社
URL https://www.tsuzuki.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 9812.0
所在地 港区新橋六丁目19番15号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、情報ネットワークソリューションサービス事業と電子デバイス事業を展開しており、子会社8社、関連会社1社、その他の関係会社1社で構成されています。情報ネットワークソリューションサービス事業では、情報・通信機器の販売、コンサルティング、設計、開発、運用保守サービスを提供しています。電子デバイス事業は、2024年1月に株式譲渡によりグループから除外されました。

各事業の内容と状況

情報ネットワークソリューションサービス事業

この事業では、情報ネットワークに関する各種ソリューションの提案、構築、運用保守サービスを提供しています。具体的には、情報・通信機器の販売、コンサルティング、設計、開発、構築の技術提供、運用・保守、クラウドサービスの提供などを行っています。

電子デバイス事業

電子デバイス事業は、デバイスソリューションの提供並びに受託設計開発を行っていましたが、2024年1月に株式譲渡によりグループから除外されました。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名)
情報ネットワークソリューションサービス 1837
全社(共通) 257
合計 2094

従業員数は前連結会計年度末と比べ大幅に減少していますが、その主な理由は、子会社の株式譲渡によるものです。

関連企業

名称 住所 資本金(百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
都築テクノサービス㈱ 東京都港区 209 情報ネットワークソリューションサービス 100.0 当社が導入した機器の保守及び運用サービスを委託
㈱都築ソフトウェア 東京都品川区 152 情報ネットワークソリューションサービス 100.0 ソフトウエアの開発を委託
都築クロスサポート㈱ 東京都品川区 90 情報ネットワークソリューションサービス 100.0 通信機器の構築及び保守を委託
㈱ネクストヴィジョン 東京都港区 50 情報ネットワークソリューションサービス 100.0 ソフトウエアの開発を委託
㈱コムデザイン 東京都千代田区 76 情報ネットワークソリューションサービス 51.5 SaaSサービスの開発提供及び構築保守を委託

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 123,899 124,856 0.8
経常利益 (百万円) 5,355 6,486 21.1
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 3,521 5,477 55.6
包括利益 (百万円) 2,965 6,895 132.5
純資産額 (百万円) 35,387 40,864 15.5
総資産額 (百万円) 83,207 81,066 -2.6
1株当たり純資産額 (円) 1,950.05 2,241.85 15.0
1株当たり当期純利益金額 (円) 197.48 304.75 54.3
自己資本比率 (%) 42.0 49.8 18.6
自己資本利益率 (%) 10.4 14.5 39.4
株価収益率 (倍) 7.9 7.7 -2.5
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 4,263 4,954 16.2
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 39 15,466 39,564.1
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -2,612 -2,613 0.0
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 20,845 38,684 85.6

各指標の増減について

売上高は前期比0.8%増加し、124,856百万円となりました。経常利益は21.1%増加し、6,486百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は55.6%増加し、5,477百万円となりました。包括利益は132.5%増加し、6,895百万円となりました。純資産額は15.5%増加し、40,864百万円となりました。総資産額は2.6%減少し、81,066百万円となりました。1株当たり純資産額は15.0%増加し、2,241.85円となりました。1株当たり当期純利益金額は54.3%増加し、304.75円となりました。自己資本比率は18.6%増加し、49.8%となりました。自己資本利益率は39.4%増加し、14.5%となりました。株価収益率は2.5%減少し、7.7倍となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは16.2%増加し、4,954百万円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは39,564.1%増加し、15,466百万円となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは0.0%増加し、-2,613百万円となりました。現金及び現金同等物の期末残高は85.6%増加し、38,684百万円となりました。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期予想 当期比(%)
売上高 (百万円) 124,856 130,000 4.1
経常利益 (百万円) 6,486 7,000 7.9
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 5,477 6,000 9.5

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は4.1%増加し、130,000百万円を見込んでいます。経常利益は7.9%増加し、7,000百万円を見込んでいます。親会社株主に帰属する当期純利益は9.5%増加し、6,000百万円を見込んでいます。

まとめ

当社グループは、情報ネットワークソリューションサービス事業に注力し、電子デバイス事業の譲渡により経営資源を集中させています。2024年3月期の業績は好調であり、今後も成長が見込まれます。特に、クラウド型コンタクトセンターやクラウドコミュニケーション領域のサービス拡大が業績に寄与しています。今後も持続的な成長と企業価値の向上を目指し、積極的な投資と経営資源の最適化を進めていく方針です。


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