2024-06-25有価証券報告書 サンワテクノス株式会社

企業名 サンワテクノス株式会社
URL https://www.sunwa.co.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 3727.0
所在地 中央区京橋三丁目1番1号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(サンワテクノス株式会社)、子会社16社により構成されており、電機部門、電子部門、機械部門の各取扱製品の販売を主たる業務としています。

各事業の内容と状況

当社グループは以下の3つの主要な事業部門で構成されています。

  • 電機部門: 産業用エレクトロニクス・メカトロニクス関連の装置・機器・部品の販売。
  • 電子部門: 各種電子部品・電子機器・各種OA機器、FAシステム、通信・情報機器等の販売。
  • 機械部門: 半導体関連製造設備、産業用ロボット、クリーンロボット、FA産業関連設備装置、基板関連装置、物流搬送装置、車載製品、各種検査装置等の販売。

各事業の現状と見通しは以下の通りです。

  • 電機部門: 半導体製造装置業界向け及びマウンター業界向けの電機品、太陽光関連業界向けの制御機器(パワーコンディショナ等)の販売が減少。
  • 電子部門: FA業界向けの電子部品及び電子機器、半導体製造装置業界向けの電子部品及び電子機器、自動車関連業界向けの電子部品の販売が減少。
  • 機械部門: 自動車関連業界向けの設備機器の販売が増加しましたが、半導体製造装置業界向けの搬送装置の販売が減少。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
610 38.7 12.9 7,222,046

従業員数は610人で、平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は12.9年、平均年間給与は7,222,046円です。

関連企業

当社グループには以下の主要な関連企業があります。

  • サンワトリニティ株式会社(空調機器等の販売、施工及びサービス業務)
  • サンワロジスティック株式会社(商品の在庫管理及び流通管理)
  • サンワテクノス シンガポール(電子機器、電気機械、機械器具及び電子部品等の販売)
  • サンワテクノス ホンコン(同上)
  • サンワテクノス ヨーロッパ(ドイツ)(同上)
  • サンワテクノス アメリカ(同上)
  • サンワテクノス台湾(同上)
  • サンワテクノス マレーシア(同上)
  • 上海サンワテクノス(同上)
  • サンワテクノス タイランド(同上)
  • サンワテクノス深圳(同上)
  • サンワテクノス インドネシア(同上)
  • サンワテクノス フィリピン(同上)
  • サンワテクノス メキシコ(同上)
  • サンワテクノス ベトナム(同上)
  • サンワテクノス インド(同上)

業績

指標 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(百万円) 137,943 134,769 154,414 181,013 166,138 -8.2
経常利益(百万円) 2,144 2,567 5,195 7,675 6,631 -13.6
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1,341 1,786 3,577 5,493 5,007 -8.9
包括利益(百万円) 627 3,840 4,095 7,029 6,071 -13.6
純資産額(百万円) 31,726 35,030 38,023 44,484 47,966 +7.8
総資産額(百万円) 71,738 76,381 93,078 106,581 98,707 -7.4

各指標の増減について

売上高は前年同期比で8.2%減少しました。これは主に半導体関連の設備投資の減少と顧客の在庫過多による手配調整が続いたためです。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ13.6%と8.9%減少しました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予想) 当期比(%)
売上高(百万円) 166,138 170,000 +2.3
経常利益(百万円) 6,631 7,000 +5.6
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 5,007 5,200 +3.9

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は2.3%増加、経常利益は5.6%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は3.9%増加する見込みです。これは再生可能エネルギー関連や省人化を目的とした設備投資の堅調な推移が期待されるためです。

まとめ

当社グループの業績は、半導体関連の設備投資の減少や顧客の在庫過多による手配調整の影響を受け、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が減少しました。しかし、再生可能エネルギー関連や省人化を目的とした設備投資の堅調な推移が期待され、今後の見通しは明るいです。アナリストとしての視点からは、現状はやや不調ですが、今後の見通しは好調と評価できます。


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