| 企業名 | オーベクス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.aubex.co.jp/ |
| 業種 | 繊維製品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1939.0 |
| 所在地 | 墨田区両国四丁目３１番１１号 |
企業概要
当社グループは、連結子会社3社（オーベクステクノロジー株式会社、オーベクスメディカル株式会社、天津奥貝庫斯技研有限公司）およびその他の関係会社1社で構成されています。主な事業内容は、テクノ製品（サインペン先、コスメチック用ペン先）およびメディカル製品（医療機器）の製造販売です。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は大きくテクノ製品事業とメディカル製品事業に分かれています。
テクノ製品事業
テクノ製品事業では、サインペン先やコスメチック用ペン先を製造・販売しています。子会社のオーベクステクノロジー株式会社はサインペン先およびコスメチック用ペン先の研磨加工を行い、中国の天津奥貝庫斯技研有限公司はコスメチック用ペン先の研磨加工と販売を行っています。
メディカル製品事業
メディカル製品事業では、子会社のオーベクスメディカル株式会社が製造したベセルフューザー（薬液注入器）および血管造影用ガイドワイヤー等を当社が販売しています。一部の製品は医療機器メーカーへ製造委託しています。
従業員について
連結会社の状況（2024年3月31日現在）
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| テクノ製品事業 | 283 |
| メディカル製品事業 | 48 |
| 全社(共通) | 12 |
| 合計 | 343 |
提出会社の状況（2024年3月31日現在）
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 129 | 47.1 | 19.0 | 4875 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
| 名称 | 住所 | 資本金又は出資金 (千円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(％) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| オーベクステクノロジー㈱ | 千葉県白井市 | 50000 | テクノ製品事業 | 100.0 | 当社のサインペン先の研削加工の委託先 |
| オーベクスメディカル㈱ | 東京都墨田区 | 97457 | メディカル製品事業 | 100.0 | 医療機器の製造委託先 |
| 天津奥貝庫斯技研有限公司 | 中国天津市 | 351447 | テクノ製品事業 | 100.0 | コスメチック用ペン先の販売先 |
| 昭和化学工業㈱ | 東京都港区 | 598950 | 濾過助剤事業、建材・フィラー事業 | 15.3 | 資本関係、人的関係 |
業績
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,315,220千円 | 5,387,010千円 | 71,790千円 | 1.4％ |
| 営業利益 | 623,125千円 | 560,648千円 | △62,476千円 | △10.0％ |
| 経常利益 | 639,434千円 | 600,779千円 | △38,654千円 | △6.0％ |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 469,191千円 | 436,435千円 | △32,755千円 | △7.0％ |
各指標の増減について
売上高は前期比1.4％増加しましたが、営業利益は10.0％減少しました。これは、販売費及び一般管理費の増加が主な要因です。経常利益も6.0％減少し、親会社株主に帰属する当期純利益は7.0％減少しました。
今後の見通し
| 当期 | 見通し | 増減率 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,387,010千円 | 5,600,000千円 | 3.9％ |
| 営業利益 | 560,648千円 | 600,000千円 | 7.0％ |
| 経常利益 | 600,779千円 | 650,000千円 | 8.2％ |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 436,435千円 | 480,000千円 | 10.0％ |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高は3.9％増加、営業利益は7.0％増加、経常利益は8.2％増加、親会社株主に帰属する当期純利益は10.0％増加する見込みです。これは、積極的なプロモーション活動および販売活動の強化が主な要因です。
まとめ
当社グループの業績は、テクノ製品事業の一部地域での売上低調が影響し、全体としては横ばいからやや減少傾向にあります。しかし、メディカル製品事業の成長が期待されており、今後の見通しは明るいです。特に、積極的なプロモーション活動と新製品開発が業績向上の鍵となるでしょう。全体として、現状はやや不調ですが、今後の見通しは好調と評価できます。
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