2024-06-21有価証券報告書 株式会社データ・アプリケーション

企業名 株式会社データ・アプリケーション
URL https://www.dal.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 430.0
所在地 中央区京橋一丁目7番2号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、データ交換系ミドルウエアを中心とした企業の業務プロセスを支える基盤型ソフトウエア製品等の開発・販売・保守及びこれらソフトウエア製品の導入や運用を支援するサービス等の提供を行っています。2023年4月1日に完全子会社であった株式会社鹿児島データ・アプリケーションを吸収合併しました。

各事業の内容と状況

主要な事業として、データ交換系ミドルウエア製品の開発と販売が挙げられます。ACMSシリーズやRACCOONはデータ連携市場に向けた主力製品であり、新たなブラウザやOSへの対応、セキュリティ強化など絶えずバージョンアップを行っています。今後は「ACMS Cloud」や「Placul」などの新サービスもリリース予定です。

従業員について

項目 数値
従業員数 136人(臨時雇用者3人)
平均年齢 43.0歳
平均勤続年数 10.6年
平均年間給与 688.7万円

労働組合は存在せず、労使関係は良好です。また、男女の賃金差や男性の育児休業取得率などは未公表です。

関連企業

関連企業は存在せず、当社は単独で事業を展開しています。

業績

区分 第35期 第36期 第37期 第38期 第39期 前期比
売上高 2,148,633千円 2,024,422千円 2,301,419千円 2,496,409千円 2,919,072千円 16.9%
経常利益 368,546千円 199,172千円 453,778千円 497,724千円 570,398千円 14.6%
当期純利益 265,686千円 152,136千円 318,691千円 208,050千円 493,697千円 137.3%

各指標の増減について

売上高は前期比で16.9%増加し、主な要因はサブスクリプション型のリカーリング収益の安定成長と大型案件の一過性の特需が挙げられます。また、経常利益、当期純利益ともに成長し、特に当期純利益は子会社吸収合併による特別利益計上により大幅に増加しました。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期(予測) 当期比
総売上高 2,919,072千円 3,300,000千円 13.0%
リカーリング比率 71.2% 75% 3.8%
EBITDA 640,000千円 700,000千円 9.4%

見通しの増減について

今後は新製品の投入と既存製品のバージョンアップにより、更なる売上高の成長が見込まれます。また、リカーリング比率の向上により収益の安定性が強化される見込みです。EBITDAの増加は、経費効率化と収益増加によるものです。

まとめ

当社は、データ交換系ミドルウエアを中心とした事業で確固たる地位を築いています。現状の業績は好調であり、今後も新製品や既存製品の成長が期待されます。特にサブスクリプション型のリカーリングビジネスが強みとなり、持続的な成長が見込まれます。ただし、新市場開拓や組織強化が今後の課題として残されています。総じて、企業の成長見通しは明るいと評価できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。