2024-06-21有価証券報告書 株式会社コメリ

企業名 株式会社コメリ
URL https://www.komeri.bit.or.jp/
業種 小売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 18802.0
所在地 新潟市南区清水4501番地1






有価証券報告書の解説

企業概要

株式会社コメリは日本国内外でホームセンターを展開している企業です。主な事業として、金物・工具、資材・建材、園芸・農業用品の販売、物流サービス、情報処理システムの開発・運営、クレジットカード関連サービスなどを行っています。

各事業の内容と状況

1. ホームセンター事業:株式会社コメリは「コメリパワー」、専門店「コメリPRO」、利便性を追求する「コメリハード&グリーン」、インテリア専門店「アテーナ」の4つのブランドを展開しています。特に、資材、建材、園芸・農業用品に強みを持ち、地域特性や顧客ニーズに合わせた店舗展開を実施しています。

2. その他事業:グループ会社であるライフコメリは燃料や関連機器の販売、ムービータイムは書籍の販売などを担当しています。

従業員について

区分 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
全体 3776 37.8 11.75 5,015,594
男性 3201 38.8 13.0 5,113,876
女性 575 32.3 5.0 4,228,646

関連企業

コメリの主な関連企業には、北星産業㈱、㈱ビット・エイ、㈱コメリキャピタル、㈱ライフコメリ、㈱ムービータイムなどがあります。それぞれがホームセンター事業の物流、システム開発、クレジットカード業務、燃料販売、書籍販売などを担っています。

業績

指標 数値(百万円) 前期比(%)
売上高 370,752 -2.7%
経常利益 22,214 -13.9%
親会社株主に帰属する当期純利益 13,712 -19.5%

各指標の増減について

売上高及び利益は、春先の天候不順や記録的な暑さにより、園芸用品や農業資材の販売が低調に推移したこと、また、原材料価格の上昇や円安の影響で売上総利益率が悪化したことが主要因です。

今後の見通し

指標 数値(百万円) 当期比(%)
営業収益 388,000 +4.7%
営業利益 24,300 +10.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 15,200 +10.8%

見通しの増減について

次期の業績見通しは、ホームセンター事業におけるプロの建設事業者や農業者向けの消耗品の需要増加、効率化された物流網と店舗網の活用により改善する見込みです。また、PB商品の拡充やリフォームサービスの拡充で売上高を期待しています。

まとめ

株式会社コメリは、日本国内外で広くホームセンター事業を展開し、特に資材・建材、園芸・農業用品の販売に強みを持っています。しかし、昨今の天候不順や原材料価格の上昇、円安等の影響により、一部の業績指標で減少が見られました。

しかし、物流網の拡充や効率化により今後の業績改善が期待されます。特にプロの建設事業者向けのサービス強化、PB商品の拡充、新規出店の推進などの取り組みが今後の成長を支えると考えられます。

全体として、短期的には課題がありますが、中長期的には成長が見込まれる企業です。投資先としては、一考の価値があります。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.2 株式会社エンチョー
No.3 アレンザホールディングス株式会社
No.4 オーケー株式会社
No.5 コーナン商事株式会社
No.6 株式会社ハンズマン
No.7 株式会社バローホールディングス
No.8 株式会社ライフコーポレーション
No.9 株式会社 セキチュー
No.10 株式会社神戸物産

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。