2024-06-21有価証券報告書 ブライトパス・バイオ株式会社

企業名 ブライトパス・バイオ株式会社
URL https://www.brightpathbio.com/
業種 医薬品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 362.0
所在地 川崎市川崎区殿町三丁目25番22号







有価証券報告書解説記事

企業概要

この企業は、新規の「がん免疫治療薬」の開発に特化した創薬ベンチャーであり、探索研究から早期臨床試験までを手掛けています。事業モデルとしては、新規がん免疫治療薬を自社で創製もしくは導入し、その後、国内外の製薬会社に開発製造販売権をライセンスアウトし、ライセンス収入を得る仕組みを採用しています。

各事業の内容と状況

この企業の主な事業は以下のとおりです:

  • 細胞医薬:主にiPS細胞を使用したナチュラル・キラーT(NKT)細胞を用いた新規のがん治療薬の開発。
  • 抗体医薬:腫瘍組織においてがん細胞を排除する免疫の機能を抑制する抗体を開発。
  • がんワクチン:個別化ネオアンチゲン・ワクチンの開発。

従業員について

項目 数値
従業員数 24名
平均年齢 46.6歳
平均勤続年数 4.7年
平均年間給与 8,906千円

関連企業

この企業は創薬ベンチャーであり、関連企業は存在しません。

業績

決算年度 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
売上高 (千円) 11,300 2,504 15,408 5,280 72
経常損失 (千円) △1,823,996 △1,738,636 △1,481,945 △1,473,774 △1,158,929
当期純損失 (千円) △1,857,774 △1,719,634 △1,484,192 △1,485,633 △1,168,082
純資産額 (千円) 3,235,237 3,537,642 2,531,475 1,567,541 978,987
総資産額 (千円) 3,474,639 3,749,428 2,771,202 1,701,444 1,230,257

各指標の増減について

売上高は近年減少傾向にあり、特に2023年度から2024年度にかけては大きな減少が見られます。これは、医薬品開発事業における受託業務の終了が多く影響しています。経常損失および当期純損失も減少傾向にありますが、依然として大きな赤字を計上しています。

今後の見通し

予測年度 2025年3月
売上高 (千円) 100
経常損失 (千円) △1,000,000
当期純損失 (千円) △1,000,000

見通しの増減について

2025年度の売上高はやや回復する見込みですが、引き続き赤字が続く見通しです。新規開発パイプラインの導入と早期ライセンスアウトの実現が鍵となります。

まとめ

この企業はがん免疫治療薬の開発に特化しているが、多額の研究開発費がかかり、収益化には時間がかかる状況です。現状は厳しいものの、新規パイプラインの導入や共同開発パートナーとの連携により、将来的な業績の回復が期待されます。ただし、現時点では持続的な赤字が続いており、早急な収益化が求められます。アナリストとしての視点からは、今後の研究開発の進捗とライセンス契約の動向を注視する必要があります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。