| 企業名 | ＡＲＥホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.asahiholdings.com/ |
| 業種 | 非鉄金属 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 7790.0 |
| 所在地 | 神戸市中央区加納町四丁目４番１７号 |
企業概要
当社グループは、純粋持株会社であるAREホールディングス株式会社（当社）とアサヒプリテック株式会社、アサヒメタルファイン株式会社、他連結子会社８社と持分法適用会社で構成されており、貴金属事業及び環境保全事業を主たる事業としております。貴金属事業では回収・分離・精錬を行い、高純度製品を販売し、環境保全事業では産業廃棄物の収集運搬等を行っています。
各事業の内容と状況
貴金属事業では、電子材料分野や歯科材料分野、自動車触媒分野などから集めたスクラップを精錬し、高品質な貴金属製品として販売しています。北米の精錬事業が拡大し、金の販売量と価格が増加しましたが、一方で電子・触媒分野での回収が遅れました。環境保全事業では、取扱量は安定しているものの、ジャパンウェイスト株式会社の株式交換で子会社から外れたため、非継続事業として扱われています。
従業員について
| 会社名称 | セグメントの名称 | 従業員数（人） |
|---|---|---|
| ＡＲＥホールディングス㈱ | 全社（共通） | 55（7） |
| アサヒプリテック㈱ | 貴金属事業 | 453（53） |
| アサヒメタルファイン㈱ | 貴金属事業 | 78（6） |
| ASAHI G&S SDN.BHD. | 貴金属事業 | 7（1） |
| 韓国アサヒプリテック㈱ | 貴金属事業 | 31（1） |
| Asahi Refining USA Inc. | 貴金属事業 | 141（－） |
| Asahi Refining Canada Ltd. | 貴金属事業 | 116（6） |
| Asahi Refining Florida LLC | 貴金属事業 | 56（－） |
| Asahi Depository LLC | 貴金属事業 | 14（－） |
| その他１社 | その他 | 1（－） |
| 合計 | － | 952（74） |
注：従業員数には一部の出向者を含んでおり、臨時雇用者数は（ ）内に記載しています。
関連企業
主要な関連企業には、アサヒプリテック株式会社、アサヒメタルファイン株式会社、ウェイストシステムジャパン株式会社、韓国アサヒプリテック株式会社、Asahi Refining USA Inc.、Asahi Refining Canada Ltd.、Asahi Refining Florida LLC、Asahi Depository LLCなどがあります。
業績
| 項目 | 前期（百万円） | 当期（百万円） | 増減率（％） |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 274,209 | 322,253 | 17.5 |
| 税引前利益 | 12,649 | 12,426 | △1.8 |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 10,929 | 24,490 | 124.1 |
| 基本的1株当たり当期利益（円） | 141.19 | 319.54 | 126.3 |
各指標の増減について
売上収益の増加は主に北米精錬事業での金の販売量と価格の増加によります。一方で、電子・触媒分野での回収が遅れたこと、パラジウムおよびロジウムの価格が減少したことが要因で、営業利益が減少しました。親会社の所有者に帰属する当期利益の大幅な増加は主にレナタスの株式の公正価値が測定された結果です。
今後の見通し
| 項目 | 当期（百万円） | 次期予想（百万円） | 増減率（％） |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 322,253 | 345,000 | 7.1 |
| 税引前利益 | 12,426 | 13,000 | 4.6 |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 24,490 | 26,000 | 6.2 |
| 基本的1株当たり当期利益（円） | 319.54 | 340.00 | 6.4 |
見通しの増減について
来期の見通しでは、売上収益は主に貴金属リサイクル事業の拡大および新しい事業所の稼働による増収が見込まれています。税引前利益と親会社の所有者に帰属する当期利益もそれぞれ増加する見込みです。今後も貴金属精錬と環境保全事業の拡大を通じて、持続的な成長を狙います。
まとめ
本企業は、貴金属精錬と環境保全事業を主軸に、北米事業の拡大を背景に好調な売上収益を上げています。従業員数の減少は主に事業再編とジャパンウェイストの非継続事業扱いに起因していますが、それ以外の事業は着実に拡大しており、今後の成長が期待されます。投資家にとっても安定的な運営が見込まれる企業です。
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| No.1 | アサヒホールディングス株式会社 |
| No.2 | 株式会社アサカ理研 |
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