2024-06-19有価証券報告書 日本ライフライン株式会社

企業名 日本ライフライン株式会社
URL https://www.jll.co.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2115.0
所在地 品川区東品川二丁目2番20号







有価証券報告書を分かりやすく解説


企業概要

当社グループは心臓血管領域を中心とした医療機器の製造、輸入、および販売を行っています。国内外の広範なネットワークを通じて、市場ニーズに応じた高品質な製品を提供しています。

各事業の内容と状況

当社は以下のようなセグメントで事業を展開しています。

  • リズムディバイス:心臓のペースメーカや植込み型除細動器、CRT-Dなど。
  • EP/アブレーション:不整脈治療用のカテーテル、アブレーションカテーテル。
  • 心血管関連:大動脈疾患用人工血管、ステントグラフト、脳血管治療用デバイス。
  • 消化器:消化器疾患用ステント、ラジオ波焼灼電極針など。

各事業は業績を伸ばしており、特に心血管関連と消化器セグメントがこれからの成長の牽引役となる見込みです。

従業員について

部門 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
営業部門 439
マーケティング部門 74 (4)
生産部門 448 (284)
研究開発部門 92 (26)
管理部門 163 (50)
合計 1216 (364)

平均年齢は41.9歳、平均勤続年数は10.8年、平均年間給与は約9,000,006円です。

関連企業

当社は連結子会社としてJLL Malaysia Sdn. Bhd.を持ち、主にEPカテーテル等の製造を担当しています。

業績

項目 前期 当期 増減 増減率 (%)
売上高 51,750 51,384 -365 -0.7%
売上総利益 29,895 30,986 1,091 3.7%
営業利益 10,837 10,892 55 0.5%
経常利益 10,905 10,581 -324 -3.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 6,891 7,515 623 9.1%

各指標の増減について

売上高が若干減少した一方で、売上総利益と営業利益は増加しています。特に売上総利益が増加したのは、アブレーションカテーテルの商流変更によるものです。経常利益は減少しましたが、これは投資有価証券評価損と自己株式取得に係るコストが影響しています。

今後の見通し

項目 前期 見通し 増減率 (%)
売上高 51,384 54,500 6.1%
売上総利益 30,986 32,740 5.7%
営業利益 10,892 11,500 5.6%
経常利益 10,581 11,200 5.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 7,515 8,100 7.8%

見通しの増減について

今後、心臓血管領域と消化器領域での新製品導入や市場シェアの拡大が見込まれるため、全体的に好調な業績を維持できると予測されています。特にリズムディバイスと心血管関連分野での成長が期待されます。

まとめ

総じて、当社の現状と見通しは好調です。新規技術の導入と市場拡大が進んでおり、今後も安定した成長が見込まれます。特に心臓血管関連製品の導入と消化器領域での高成長が期待されていますので、長期的な視点での投資も考えられるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。