2024-05-30有価証券報告書 テクミラホールディングス株式会社

企業名 テクミラホールディングス株式会社
URL https://www.tecmira.com/
業種 情報・通信業
決算日 2月末日
資本金(百万円) 2403.0
所在地 千代田区神田須田町1丁目23番地1





有価証券報告書の解説


企業概要

テクミラホールディングス株式会社は、多種多様な分野で事業を展開し、グループ企業9社と関連会社1社を含む構成で成り立っています。主な事業は、「ライフデザイン事業」、「AI&クラウド事業」、「コネクテッド事業」の3つに分類されます。各事業において、知育・教育、健康、フィンテック、キャラクターを活用したライフデザインサービスやAIチャットボット、クラウドアドレス帳サービス、通信デバイスの開発・製造等を手がけています。

各事業の内容と状況

ライフデザイン事業

知育・教育、健康、FinTech、キャラクターを活用したライフデザインサービスとソリューションを提供しています。コンシューマ&コンテンツ事業ではゲーム、知育アプリ、教育コンテンツ等を開発、ウェルネス事業ではAI健康アプリや健康管理サービスを提供しています。

AI&クラウド事業

AIチャットボットやクラウドアドレス帳サービスなどのSaaSサービス、Techソリューションを展開しています。特に、生成AIを活用したAIチャットボット“OfficeBot”が注目され、成長しています。

コネクテッド事業

通信デバイスの開発・製造、デバイス活用のプラットフォームやアプリケーション開発を通じて、モノとインターネットの融合を実現しています。aiwaブランド製品の開発・販売も行っています。

従業員について

属性 従業員数 平均年齢 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
連結会社 522人(臨時雇用者98人)
提出会社 34人(臨時雇用者なし) 39.4歳 5.9年 5914801円

関連企業

主要関係会社には以下が含まれます。

  • ネオス株式会社
  • JENESIS株式会社
  • スタジオプラスコ株式会社
  • NEOS VIETNAM INTERNATIONAL CO.,LTD
  • 創世訊聯科技(深圳)有限公司
  • 創紀精工(東莞)有限公司
  • スマはっちゅう株式会社
  • アイワマーケティングジャパン株式会社
  • 株式会社リンクアンドコミュニケーション

業績

項目 2020年2月 2021年2月 2022年2月 2023年2月 2024年2月 前期比(%)
売上高 10,815,726千円 8,499,614千円 9,550,536千円 8,659,226千円 8,736,684千円 +0.9
経常利益 852,114千円 217,170千円 433,141千円 386,491千円 132,661千円 -65.7
親会社株主に帰属する当期純利益 566,877千円 315,976千円 353,498千円 262,874千円 73,927千円 -71.9

各指標の増減について

経常利益や当期純利益が大幅に減少しました。これは、ライフデザイン事業においてゲームソフトの需要減少や新作ゲームソフトの発売時期の見直し、不採算プロジェクトの発生が要因となっています。

リスクについて

以下は、この企業特有のリスクとして特に注視すべき点です。

  • 市場動向:情報通信市場の変化に迅速に対応する必要があります。
  • 新規事業開発:事業計画の変更や中止が業績に影響を与える可能性があります。
  • 事業提携先の経営状況:提携先の経営悪化が業績に影響を与える可能性があります。
  • 部材調達:部材価格の高騰や供給停止が業績に影響を与える可能性があります。
  • 情報セキュリティ:外部からの攻撃や内部の不手際が業績に影響を与える可能性があります。

まとめ

テクミラホールディングス株式会社は、多岐に渡る事業を展開しながらも厳しい市場環境に対応しています。ライフデザイン事業における減収は見られるものの、AI&クラウド事業やコネクテッド事業は成長傾向にあります。ただし、新規事業開発や市場動向に対するリスク管理が重要です。総評として、現状は横ばいからやや好調と評価できますが、今後の戦略実行が鍵となります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。