2024-04-24有価証券報告書  株式会社トラース・オン・プロダクト






有価証券報告書の解説


企業概要

当社は「お客様への“真の価値提供”を第一に モノづくりを通じVirtualとRealを融合 最適化した新しい社会の礎を創造する」を経営理念としています。モノの価値は物体価値ではなくサービス価値にあると考え、「モノづくり4.0」を提唱し、求められる製品を提供しています。

各事業の内容と状況

TRaaS事業

IoTソリューションとSaaSサービスを提供し、価格競争力のある製品をファブレス型で開発しています。SaaSサービスをさらに拡充していく予定です。

受注型Product事業

完全垂直統合により、顧客の望む製品を柔軟に提供します。VARと協業し事業を拡大しています。

テクニカルサービス事業

基幹業務システムの受託開発やメンテナンス、エンジニア派遣サービスを提供しています。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
23 〔2〕 42.4 6.4 6225

労働組合は結成されておらず、労使関係は安定しています。

関連企業

該当事項はありません。

業績

回次 決算年月 売上高 (千円) 経常損失 (千円) 当期純損失 (千円) 資本金 (千円) 純資産額 (千円)
第26期 2020年1月 727,010 △115,859 △122,090 438,127 1,097,484
第27期 2021年1月 586,231 △246,719 △384,303 442,475 726,322
第28期 2022年1月 404,573 △365,193 △517,836 442,900 209,167
第29期 2023年1月 496,493 △15,100 △16,801 510,493 327,899
第30期 2024年1月 310,965 △76,376 △85,810 593,175 408,111

各指標の増減について

売上高は前期比で37.4%減少、当期純損失も大幅に増加しました。この減少は主に主要事業であるTRaaS事業の売上が減少したためです。逆に、テクニカルサービス事業は堅調に推移し、前期比で27.6%の増加となりました。

リスクについて

当社特有のリスクには、以下の点が挙げられます。

  • 市場動向及び業績変動による影響
  • 為替変動によるリスク
  • 自然災害及び感染症等による影響
  • 知的財産権やシステム障害、製品不具合に関するリスク
  • 小規模組織であることによる人材確保や退職リスク
  • 法的規制の変更や特定地域(中国)への依存度

まとめ

当社はIoT製品及びSaaSサービスの提供を主要事業としており、特にTRaaS事業は成長ポテンシャルを秘めています。一方で、最近の業績は振るわず、特に売上高と当期純損失が大幅に悪化しています。しかし、テクニカルサービス事業は堅調に推移しているため、全体としては横ばいの評価が適当です。今後は新規事業の拡大と既存事業の効率化により、黒字化を達成する見込みです。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。