| 企業名 | 窪田製薬ホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.kubotaholdings.co.jp/ |
| 業種 | 医薬品 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 1000.0 |
| 所在地 | 千代田区霞が関３丁目７番１号 |
企業概要
当社グループは、眼科医療ソリューション・カンパニーであり、世界中で眼疾患に悩む皆さまの視力維持と回復に貢献することを目的としています。主要な取り組みは医薬品および医療機器の開発です。米国の子会社、クボタビジョン・インクが研究開発の中心拠点となっています。
各事業の内容と状況
当社は主に以下の事業を展開しています：
- ウェアラブル近視デバイス（Kubota Glass）: 近視の進行を抑制するための技術を使用。日本と米国で一部販売開始。
- 在宅・遠隔医療モニタリング機器: OCT技術を使用し、眼科の在宅医療ソリューションを提供。
- 低分子化合物（エミクススタト塩酸塩）: スターガルト病治療のための開発。
これらの事業により、眼疾患に対する効果的な治療を目指しています。
従業員について
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） | |
|---|---|---|---|---|
| 2023年12月末 | 9 | 37.2 | 1.48 | 5,178,143 |
現状、労働組合は結成されておらず、労使関係は円滑です。
関連企業
以下は主な関連企業です：
- クボタビジョン・インク: 米ワシントン州シアトルを拠点に、眼科医療の研究開発を行う子会社。
業績
| 期間 | 2019年12月 | 2020年12月 | 2021年12月 | 2022年12月 | 2023年12月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 事業収益 (千円) | – | 37,786 | – | 8,254 | 39,887 (+383.3%) |
| 税引前当期損失 (千円) | -3,105,243 | -2,437,424 | -2,616,451 | -2,015,906 | -1,489,602 (+26.1%) |
| 現金及び現金同等物の期末残高 (千円) | 4,192,367 | 2,533,786 | 3,977,312 | 4,048,969 | 2,767,639 (-31.7%) |
各指標の増減について
事業収益は383.3%増加し、約4,000万円に達しました。これはKubota Glassのソフトローンチによる売上増加が主な要因です。税引前当期損失は約15億円、前年同期比で26.1％減少し、経費の見直しによる影響が大きいです。一方で、現金同等物の期末残高は、研究開発費用の減少や経費削減によって前年よりも31.7％減少しました。
リスクについて
当社特有のリスクには以下の点が含まれます:
- 研究開発リスク: 医薬品や医療機器の開発失敗リスク。
- 資金調達リスク: 必要資金の調達失敗リスク。
- 商業化リスク: 市場投入に時間がかかるリスク。
- 知的財産権リスク: 知的財産権侵害または特許取得失敗リスク。
まとめ
当社は、眼科医療ソリューションの提供に注力しており、特にKubota Glassや遠隔医療機器の分野での成長が見込まれます。ただし、依然として高額な研究開発費と資金調達のリスクが存在します。これらを踏まえると、当社の現状はやや好調と言えますが、リスクも多いため注意が必要です。今後の資金調達と研究開発の進展がカギとなります。
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