2024-03-29有価証券報告書  株式会社カウリス

企業名 株式会社カウリス
URL https://caulis.jp/
業種 情報・通信業
決算日 12月末日
資本金(百万円) 55.0
所在地 千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル4階 FINOLAB






有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、「情報インフラを共創し、世界をより良くする」というミッションのもと、先端技術を活用した実用的なサービスを創り続け、犯罪のビッグデータをアルゴリズムと掛け合わせることで、SaaS型アルゴリズムサービスを提供する事業モデルを構築しております。

各事業の内容と状況

当社は、法人向けクラウド型不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」を提供しております。このサービスは主に銀行、証券会社、通信キャリア、ガス等のインフラ事業者を対象に、不正利用をモニタリングし、リアルタイムでアラートを上げる機能を持っています。2023年12月期における利用実績として、月間約4億件のログインのモニタリングを行い、そのうち約0.97%のアクセスを不正利用の可能性があると検知しました。

従業員について

項目 数値
従業員数(人) 43
平均年齢(歳) 37.6
平均勤続年数(年) 2.6
平均年間給与(円) 6,822,213

事業部門別の従業員数

事業部門 従業員数(人)
営業部 13
開発部 18
海外・技術研究部 3
バックオフィス 9

関連企業

該当事項はありません。

業績

項目 2023年(千円) 前期比(%)
売上高 994,995 29.3
営業利益 295,860 35.8
経常利益 293,868 33.7
当期純利益 260,372 4.2

各指標の増減について

当期の売上高は29.3%増加し、994,995千円となりました。これは、主に「Fraud Alert」の顧客増加と利用頻度の向上によるものです。営業利益と経常利益も、それぞれ35.8%と33.7%の増加を示しました。一方、当期純利益の増加幅は4.2%と比較的低めでしたが、依然として堅調な成長を示しています。

リスクについて

1. マネー・ローンダリング対策市場の競争激化や新たな規制により、当社の事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
2. 新たな脅威や技術革新に迅速に対応できない場合、当社の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

まとめ

当社は「情報インフラを共創し、世界をより良くする」というミッションを基に、先端技術とアルゴリズムを活用した不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」を提供し、市場での存在感を高めています。業績も堅調に伸びており、特に売上高と営業利益が大幅に増加している点から、現状と見通しは好調と言えるでしょう。今後も市場の動向と技術革新に迅速に対応することで、さらなる成長が期待されます。


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