企業名 | 株式会社アプリックス |
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URL | https://www.aplix.co.jp/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 12月31日 |
資本金(百万円) | 1861.0 |
所在地 | 新宿区西早稲田二丁目20番9号 |
企業概要
この企業は、テクノロジーの力で「ワクワク」を共有し、価値を創造することを理念としています。企業は、IoTソリューションおよびシステム開発を主要な事業とし、産業全体に幅広く深いインパクトを与えています。
各事業の内容と状況
ストックビジネス事業: 主に連結子会社であるスマートモバイルコミュニケーションズ株式会社における音声・通信サービスの提供,クラウドSIMを用いたクラウドモバイルルーター「THE WiFi」の販売拡大に注力しています。
システム開発事業: ロケーションビーコン「MyBeaconシリーズ」の拡販、Bluetooth Low Energy通信機能を搭載するハードウェアの試作開発支援などに焦点を当てています。
従業員について
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
39 | 45.72 | 11.41 | 6038 |
関連企業
以下は、この企業の主要な関連企業です。
- 株式会社BEAMO: IoTソリューションの販売および法人向け携帯電話の販売。
- スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社: MVNO事業として独自のMVNOブランド「スマモバ」の運営。
業績
項目 | 2022年12月 | 2023年12月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上収益 (千円) | 3496572 | 3761038 | +7.56% |
事業利益 (千円) | 104604 | 260720 | +149.20% |
親会社の所有者に帰属する当期利益 (千円) | 185661 | 336036 | +80.98% |
総資産額 (千円) | 2961404 | 3273407 | +10.54% |
各指標の増減について
売上収益は7.56%増加しました。これは主にストックビジネス事業の成功によるものです。事業利益は149.20%増加し、親会社の所有者に帰属する当期利益は80.98%増加しています。
リスクについて
主なリスクとして、以下が挙げられます。
- 特定経営者への依存リスク: 代表取締役を含む特定経営者への依存が高く、その不在が業績に影響を与える可能性。
- 自然災害リスク: 大規模な自然災害の発生が事業活動に大きな影響を与えることがある。
- ネットワークセキュリティリスク: サイバー攻撃やシステム障害のリスク。
- 市場競争リスク: MVNO市場の競争激化に伴う売上減少のリスク。
まとめ
この企業は、売上収益、事業利益、当期利益すべてで大幅な増加を達成しており、現状は非常に好調です。特にストックビジネス事業が成長をけん引しています。しかし、特定の経営者への依存や自然災害、サイバーセキュリティなどのリスクも認識している必要があります。この企業は総じて好調であり、成長の余地も十分にあります。
アプリックスの最近のニュースは?
アプリックスは、2024年8月に複数の重要な発表を行いました。まず、8月13日には自社株買いの実施と株式消却を発表しました。この施策は、株主価値の向上を目指すものであり、発行済み株式数の0.50%にあたる11万株を上限に買い付け、さらに発行済み株式数の2.04%にあたる44万5000株の消却を行う予定です。このような自社株買いと消却は、短期的には株価にポジティブな影響を与える可能性があります。
一方で、8月16日には完全子会社間の吸収合併を発表しました。これは事業再編の一環として位置づけられていますが、市場においては短期的に不安を招く可能性もあります。これらのニュースは、今後のアプリックスの事業展開に大きな影響を与えるでしょう。
アプリックスの最近の業績・売上は?
2024年12月期第2四半期のアプリックスの業績は、売上収益が1,904百万円、営業利益が102百万円、そして親会社の所有者に帰属する中間利益が73百万円となりました。前年同期と比較すると、売上収益はほぼ横ばいで推移しましたが、事業利益はM&A関連費用による影響で減少しています。特に、ストックビジネス事業においては、主要取引先のビジネスモデルの転換や不適切な取扱いによる回線解約の影響で、利益が減少したものの、新規M&Aによる収益が微増に寄与しました。
しかし、最終利益は前年同期比で58.8%減少しており、収益性の改善にはまだ課題が残っています。この減益傾向が今後も続くかどうかが、投資家にとっては大きな懸念材料となっています。
アプリックスの株価はどうなる?
アプリックスの株価は、2024年8月の決算発表や自社株買いの実施を受けて一時的に上昇しました。自社株買いや株式消却は、株主価値を高める施策であるため、短期的には株価にプラスの影響を与える可能性があります。しかし、利益の減少や事業再編に伴う不確実性が依然として存在しており、これらが中長期的な株価にどのように影響するかは予断を許しません。
投資家にとっては、アプリックスの今後の業績動向や市場環境を慎重に見極めることが求められます。特に、ストックビジネス事業の改善や新規M&Aの効果がどの程度発揮されるかが、今後の株価の鍵を握るでしょう。また、世界的な景気動向やテクノロジー市場の変化にも注意を払う必要があります。
参考URL
- アプリックス、4-6月期(2Q)最終は50%増益 – 株探
- アプリックスの自社株買いに関する発表 – 株探
- 完全子会社間の吸収合併に関するお知らせ – 株探
- アプリックス2024年12月期第2四半期決算 – IRTV
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