企業名 | ノイルイミューン・バイオテック株式会社 |
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URL | https://www.noile-immune.com/ |
業種 | 医薬品 |
決算日 | 12月末日 |
資本金(百万円) | 2787.0 |
所在地 | 港区芝大門二丁目12番10号 |
企業概要
当社は「Create the Future to Overcome Cancer」「がんを克服できる社会の創生に貢献する」という理念の下、独自技術を活用した固形がんに対するCAR-T細胞療法の開発を主たる事業領域として事業を展開しています。PRIME技術を応用したがん免疫療法を提供し、がん治療の革命を目指しています。
各事業の内容と状況
当社の主な事業は、固形がんに対する治療薬の開発です。特に、PRIME技術を用いたCAR-T細胞療法が注目されています。以下はその主なポイントです:
- PRIME技術とは、免疫細胞の活性化を誘導するサイトカインやケモカインを細胞に導入する技術です。
- 当社は、自社創薬と共同パイプラインという2つの事業モデルを持ち、リスクを分散させつつ早期の収益確保を目指しています。
従業員について
従業員数 | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
28名 | 46.3 | 2.1 | 7942 |
当期中に従業員数が9名増加した主な理由は、事業進捗に伴う業務拡大に対応するためです。
関連企業
当社は2023年6月28日付で東京証券取引所グロース市場に上場しました。そのため、かつて「その他の関係会社」として登録されていた武田薬品工業株式会社は、当社発行済み株式総数に占める割合が20%を下回ることとなりました。
業績
項目 | 第5期(2019年) | 第6期(2020年) | 第7期(2021年) | 第8期(2022年) | 第9期(2023年) |
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事業収益(千円) | 521,004 | 97,277 | 100,732 | 625,783 | 316,818 |
経常利益(千円) | 56,906 | △604,610 | △792,615 | △384,202 | △1,127,594 |
当期純利益(千円) | 55,086 | △636,649 | △795,035 | △386,622 | △1,130,014 |
資本金(千円) | 846,520 | 1,346,520 | 2,537,519 | 2,787,552 | 4,045,977 |
純資産額(千円) | 2,235,032 | 2,598,379 | 4,185,334 | 4,300,617 | 5,687,452 |
各指標の増減について
当社の業績は、研究開発活動の拡大に伴う研究開発費や管理費の増加により経常利益、当期純利益ともに赤字となっています。特に、2023年は経常損失が1,127,594千円、当期純損失が1,130,014千円と大幅に悪化しました。
リスクについて
当社は研究開発型ベンチャー企業であり、以下のリスクが存在します:
- 研究開発費の増加:開発が進むにつれ、さらに多額の研究開発費が必要となる可能性があります。
- 規制リスク:医薬品の製造販売には各国の規制が関与し、承認が遅れると収益に影響を及ぼす可能性があります。
- 競合リスク:他の製薬企業との競争が激化する中、先行技術が登場する可能性があり、当社の競争優位性が低下するリスクがあります。
まとめ
当社の現状と今後の見通しについて、研究開発型バイオベンチャー企業としての性質上、長期間にわたる先行投資が求められます。一方、自社創薬と共同パイプラインのハイブリッドモデルにより、リスクを分散しつつ早期の収益を確保する方針です。現在の財務状況は厳しいものの、PRIME技術の市場への展開が加速すれば、将来的には大きな成長が期待できると考えます。
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