2024-03-29有価証券報告書  オンコリスバイオファーマ株式会社

企業名 オンコリスバイオファーマ株式会社
URL https://www.oncolys.com/
業種 医薬品
決算日 12月31日
資本金(百万円) 3000.0
所在地 港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズオフィス10階






有価証券報告書解説


企業概要

当社は創薬バイオベンチャー企業として、がんのウイルス療法や重症ウイルス感染症治療薬の独自開発と事業化を進めています。特にテロメライシンや次世代テロメライシンOBP-702などの創薬に注力しており、がんの治療やウイルス感染症治療に大きな期待が寄せられています。

各事業の内容と状況

当社の主要事業は以下の通りです:

  • がんのウイルス療法テロメライシン (OBP-301)
  • 神経難病治療薬候補OBP-601 (censavudine)
  • ウイルス感染症治療薬OBP-2011
  • 次世代テロメライシンOBP-702
  • がん検査薬テロメスキャン (OBP-401)
  • HDAC阻害剤OBP-801

従業員について

2023年12月31日現在の従業員の状況は以下の通りです。

従業員数(名) 臨時雇用者数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
34 (6) 47.7 4.8 9,247,071

当社は創薬事業の単一セグメントであり、労働組合は結成されていませんが、労使関係は円滑に推移しています。

関連企業

現在、当社に関連企業は存在していません。

業績

項目 当期 (千円) 前期比 (%)
売上高 63,038 -93.5
営業損失 -1,929,986 -60.3
経常損失 -1,913,816 -64.5
当期純損失 -1,938,505 -68.6

各指標の増減について

売上高の大幅な減少は、中外製薬株式会社とのライセンス契約が終了したことによるものです。営業損失および経常損失の増加は主に研究開発費の増加が原因です。当期純損失も同様の理由で増加しました。

リスクについて

当社に特有のリスクとして、以下の点が挙げられます。

  • 研究開発投資が高額であり、進捗が遅れるリスク
  • パイプラインの安全性及び有効性の評価に問題がある場合の開発中止リスク
  • 法的規制の変更や技術革新による事業への影響
  • 競合技術や製品の出現による市場競争の激化
  • 為替相場の変動による財務リスク

まとめ

当社はがんのウイルス療法や重症ウイルス感染症治療薬の開発において、多くの進展を遂げている反面、大きな財務リスクを抱えています。現時点では先行投資と研究開発に大きく依存している状況ですが、今後のパイプラインの進展次第では大きな収益が見込まれます。総合すると、現状は挑戦的な段階にあり、将来的な展望には慎重な分析が必要です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。