企業名 | 新報国マテリアル株式会社 |
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URL | https://www.shst.co.jp/ |
業種 | 鉄鋼 |
決算日 | 12月31日 |
資本金(百万円) | 175.0 |
所在地 | 川越市新宿町5丁目13番地1 |
企業概要
当社は、特殊合金素形材及びその精密加工品の製造販売並びに不動産の賃貸を主な事業内容としています。
各事業の内容と状況
特殊合金事業
当社の鋳造工場及びネットワーク化した外注メーカーにおいて、高付加価値の製品を製造・販売しています。主要製品には、半導体及びFPD製造装置業界向けの低熱膨張合金鋳物や鉄鋼業界向けの高温高強度合金鋳物があります。
現状としては、半導体製造装置関連市場が一時的に低迷しているものの、FPD(有機EL)製造装置関連市場では需要が増加しています。
不動産賃貸事業
本社工場跡地等の賃貸を行っており、安定した収益を得ています。
従業員について
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) | |
---|---|---|---|---|
提出会社全体 | 89(6) | 44.4 | 16.6 | 7008 |
特殊合金事業 | 63(2) | – | – | – |
不動産賃貸事業 | ― | – | – | – |
全社(共通) | 26(4) | – | – | – |
注:従業員数は就業人員数を表示しています。臨時従業員の年間平均雇用人員は外書で示しています。
関連企業
当社には関連企業に該当する企業はありません。
業績
2023年度 | 2022年度 | 前期比(%) | |
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売上高 | 6,484百万円 | 6,361百万円 | 1.9% |
営業利益 | 628百万円 | 638百万円 | -1.5% |
経常利益 | 644百万円 | 652百万円 | -1.2% |
当期純利益 | 476百万円 | 492百万円 | -3.2% |
各指標の増減について
売上高は1.9%の増加となりましたが、これはFPD製造装置関連の需要が増加したことによります。一方で、営業利益と経常利益はそれぞれ1.5%、1.2%減少しました。これは半導体製造装置関連の低迷に加え、主要原材料であるニッケルの価格下落による在庫評価損が影響しています。当期純利益は東海旅客鉄道株式会社との訴訟解決に伴う特別損失計上のため、3.2%減少しています。
リスクについて
当社は半導体業界及びFPD業界への依存度が高く、両業界への売上高は全体の7割を占めています。従って、これら業界の受注量が急激に減少した場合には経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、ニッケル等の希少原材料の価格が高騰した場合にも影響を受けます。
まとめ
当社の2023年度の業績は半導体製造装置関連市場の低迷により厳しい状況となりましたが、一方でFPD製造装置関連市場の需要増加により売上高は増加しました。全体的な経営状況はやや厳しいものの、当社は創造的な研究開発と革新的製造技術を駆使して、今後も成長を目指しています。現時点での見通しとしては、持続可能な成長を確保するための基盤は整っていると考えられます。
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