| 企業名 | ペプチドリーム株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.peptidream.com/ |
| 業種 | 医薬品 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 3956.0 |
| 所在地 | 川崎市川崎区殿町三丁目２５番２３号 |
企業概要
当社グループは、創薬開発や放射性医薬品事業を行う企業です。独自の創薬プラットフォームシステム「PDPS」を基に、革新的な医薬品の研究開発を進めています。また、子会社のPDRファーマは放射性医薬品の研究開発、製造、販売を行っています。
各事業の内容と状況
創薬開発事業
PDPSを活用した創薬基盤技術を中心に、共同研究や技術ライセンスを進めています。PDPSによる環状ペプチド技術の強みを最大限に活かし、次世代医薬品の開発と市場投入に注力しています。
放射性医薬品事業
主にがん診断薬や治療用放射性医薬品の研究開発を行っています。中でも、アルツハイマー病の診断薬やがん治療薬において、臨床試験や市場投入が進んでいます。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| 創薬開発事業 | 153 |
| 放射性医薬品事業 | 450 |
| 合計 | 603 |
2023年12月31日時点での従業員数は603名です。
会社の平均情報
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 153 | 39.2 | 4.9 | 9591 |
関連企業
| 名称 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(％) |
|---|---|---|
| PDRファーマ株式会社 | 放射性医薬品の研究開発及び製造販売 | 100 |
| ペプチグロース株式会社 | 細胞培養向け成長因子代替ペプチドの開発、製造及び販売 | 39.5 |
| ペプチエイド株式会社 | 新型コロナウイルス治療薬の開発 | 39.4 |
業績
| 指標 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 (千円) | 9,422,214 | 26,852,430 | 28,712,194 | 6.93% |
| 税引前利益 (千円) | 3,803,764 | 6,653,325 | 4,353,469 | -34.58% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 (千円) | 2,573,232 | 7,554,358 | 3,035,832 | -59.82% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) | 6,654,708 | -82,929 | 12,420,969 | – |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) | -2,283,450 | -27,377,217 | 1,302,539 | – |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) | 66,067 | 20,789,451 | 264,191 | – |
| 現金及び現金同等物の期末残高 (千円) | 11,746,529 | 52,476,665 | 19,507,861 | -62.83% |
各指標の増減について
売上収益は前年同期比で6.93%増加しましたが、税引前利益と親会社の所有者に帰属する当期利益はそれぞれ34.58%、59.82%減少しています。これは投資活動による巨額の支出と多額の金融費用が影響しています。
リスクについて
当社の事業には以下のようなリスクがあります:
- 薬事承認の不確実性および臨床試験結果の影響
- 新製品の発売遅延や市場シェアの競争
- 為替変動の影響
- 知的財産権の侵害リスク
- コンプライアンスおよび規制リスク
- 外部環境の影響（気候変動、自然災害など）
まとめ
当社グループは、革新的な薬品開発に注力し、多くのパイプラインを進めています。しかしながら、巨額の投資活動や臨床試験の結果次第では、業績に大きな影響を受ける可能性があります。当社の見通しは成長軌道にあるものの、リスク管理が引き続き重要です。プロフェッショナルな金融アナリストとして、今後の動向を注視する必要があります。
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