2024-03-27有価証券報告書  THECOO株式会社

企業名 THECOO株式会社
URL https://thecoo.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 12月31日
資本金(百万円) 90.0
所在地 渋谷区神宮前3丁目25-15神宮前テラス5階






有価証券報告書解説 – 投資初心者向けガイド


有価証券報告書解説 2023

企業概要

当社は、一般ユーザー向けのファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」の提供を行う「ファンビジネスプラットフォーム事業」及び、クライアント企業向けにインフルエンサーを用いたマーケティング施策支援やデジタル広告コンサルティングを行う「デジタルマーケティング事業」を展開しています。

「Fanicon」は、アーティストや著名人がそれぞれのファンと双方向でコミュニケーションを図るためのプラットフォームです。インフルエンサーだけでなく、広範なジャンルのアイコンが利用し、ファンとのつながりを深めています。

各事業の内容と状況

ファンビジネスプラットフォーム事業

当社は「Fanicon」を通してアーティストやインフルエンサーとのファンコミュニケーションを提供しています。2017年12月の提供開始以来、EC機能やチケッティング機能も導入し、幅広く展開しています。

デジタルマーケティング事業

本事業では、インフルエンサーを用いたマーケティング施策の実施支援やデジタルマーケティングのコンサルティングを行っております。市場動向にも柔軟に対応し、着実な成長を目指しています。

従業員について

従業員の状況 (2023年12月31日現在)
従業員数(名) 142 平均年齢(歳) 32.6
平均勤続年数(年) 1.4 平均年間給与(千円) 6123

関連企業

当社には関連企業が存在しないため特記すべき点はありません。

業績

指標 2023年 (千円) 前期比 (%)
売上高 3,806,595 △11.1
営業損失 544,183 △155.9
経常損失 553,866 △162.0
当期純損失 764,260 △156.5

各指標の増減について

売上高は前年対比11.1%減少しました。主な原因はデジタルマーケティング事業の不祥事による減収です。営業損失と経常損失の増加もこれが影響しています。

リスクについて

主なリスクとしては、以下の点が挙げられます:

  • インフルエンサーや関連企業との関係悪化や不祥事。
  • 個人情報漏洩リスク。
  • ファンコミュニティ内でのトラブルや炎上のリスク。
  • 技術革新や新サービスによる市場のニーズ変化への対応。

まとめ

当社の現状は売上高が減少し、営業損失、経常損失が拡大しているため慎重な対応が求められます。しかし、ファンビジネスプラットフォーム事業の成長見込みは依然として大きいです。今後はより積極的なアイコン獲得とファンコミュニティの活性化を図り、安定した収益基盤を構築することが重要です。

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