| 企業名 | シークス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.siix.co.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 2144.0 |
| 所在地 | 大阪市中央区備後町一丁目４番９号 |
企業概要
当社グループは、当社、子会社24社、関連会社13社で構成され、電子部品等の部材調達、EMS(電子機器受託製造サービス)、物流等のサービスをグローバルで提供することを主な事業としております。主に「日本」、「中華圏」、「東南アジア」、「欧州」、「米州」の5つの地域に分かれて事業活動を展開しています。
各事業の内容と状況
当社グループは、車載関連機器、産業機器、家電機器、情報機器、一部の電子部品など広範な製品を取り扱っています。近年、特に車載関連機器やIoT関連の産業機器などの需要が高まっており、その対応に力を入れています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| 日本 | 214(12) |
| 中華圏 | 2322 |
| 東南アジア | 5790 |
| 欧州 | 717 |
| 米州 | 1901 |
| 全社(共通) | 108 |
| 合計 | 11052 |
（注）従業員数は就業人員で、臨時従業員を含みません。
また、2023年12月31日時点での提出会社の状況は以下の通りです。
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 214 | 36.8 | 7.8 | 7209 |
関連企業
当社グループの主要な関連企業には、SIIX (Shanghai) Co., Ltd.、SIIX EMS (Shanghai) Co., Ltd.、Thai SIIX Co., Ltd.、SIIX U.S.A. Corp.などがあります。
業績
| 指標 | 単位 | 2019年12月 | 2020年12月 | 2021年12月 | 2022年12月 | 2023年12月 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 百万円 | 223037 | 181598 | 226833 | 277031 | 309768 | +11.8% |
| 経常利益 | 百万円 | 5634 | 4444 | 5934 | 8337 | 11849 | +42.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 百万円 | 3695 | 1724 | 4561 | 4733 | 8185 | +72.9% |
| 包括利益 | 百万円 | 3436 | △447 | 11324 | 12405 | 13741 | +10.8% |
| 純資産 | 百万円 | 58249 | 56498 | 66369 | 77389 | 89545 | +15.7% |
| 総資産 | 百万円 | 143391 | 144436 | 169921 | 205170 | 216838 | +5.7% |
各指標の増減について
業績が好調であることを示しており、特に経常利益、純利益および包括利益の大幅な増加が目立ちます。これには、電子部品のグローバル調達力の強化および生産技術の向上が寄与しています。
リスクについて
当社グループのリスク要因として、次の項目が挙げられます。
- 市況変動: 電子機器受託製造サービス(EMS)は、さまざまなエレクトロニクス製品分野に展開しているため、市況変動の影響を受けやすい。
- 為替変動: 海外取引が多いため、為替リスクの回避に特に注意を払っている。
- 事業活動: グローバルネットワークでの取引が強い一方、政治経済情勢の変動や自然災害、感染症の拡大がリスクとなりうる。
- 資金調達・金利変動: 金融機関からの借入により資金調達を行っているため、金利動向が業績に影響を与える可能性がある。
- 品質管理: 万全の品質管理を行っているが、予期せぬ重大なクレームが発生した場合、業績に影響を及ぼす可能性がある。
- 気候変動: 環境問題や脱炭素社会への対応を進めているが、それに伴うコストの増加や規制の変動がリスクとなりえる。
まとめ
当連結会計年度において、当社グループは堅調な成長を続けており、特に売上高や経常利益の大幅な増加が見込まれています。 グローバルな事業展開と技術革新、特に車載関連機器や産業機器分野での成長が評価されます。 一方、為替リスクや市況変動、品質管理などのリスクにも注意が必要です。 今後の業績見通しも明るく、さらに収益性を向上させるための新たなビジネスチャンスへの対応が期待されます。
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