2024-03-19有価証券報告書  株式会社ブロードバンドタワー

企業名 株式会社ブロードバンドタワー
URL https://www.bbtower.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 12月31日
資本金(百万円) 3345.0
所在地 千代田区内幸町二丁目1番6号 日比谷パークフロント






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは情報サービス産業に属し、ソフトウェア・ハードウェア技術の進展やデジタル化の推進により、データセンター市場およびクラウド市場が拡大しております。このような環境の下、当社グループは「コンピュータプラットフォーム事業」と「メディアソリューション事業」の2つのセグメントで事業運営を行っています。

各事業の内容と状況

コンピュータプラットフォーム事業

データセンター、クラウド・ソリューション、データ・ソリューションといったサービスを展開しています。特に新大手町サイトの開業により、データセンター事業が成長しています。

メディアソリューション事業

JCCを中心に、ケーブルテレビ事業者向けに「JC-HITS」等のコンテンツプラットフォーム及び「地域・防災DXサービス」等のインフォメーションプラットフォームを展開しています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 臨時従業員数(名)
コンピュータプラットフォーム事業 149 15
メディアソリューション事業 81 7
全社(共通) 19 0
合計 249 22

関連企業

主な連結子会社には、ジャパンケーブルキャスト株式会社、GiTV株式会社、株式会社ティエスエスリンクがあります。また、持分法適用関連会社として沖縄ケーブルネットワーク株式会社、モバイル・インターネットキャピタル株式会社などがあります。

業績

指標 当期 (千円) 前期比 (%)
売上高 13,243,000 -6.2
営業損益 -84,000 76.7
経常損益 -152,000 -128.7
親会社株主に帰属する当期純損益 99,000 125.3

各指標の増減について

売上高は前年同期比で6.2%減少しましたが、これにはメディアソリューション事業における「JC-HITS」ユーザー数の減少や、沖縄ケーブルネットワーク株式会社が持分法適用関連会社に移行したことが影響しています。営業損益は損失が84百万円に縮小し、経常損益は152百万円の損失に転じましたが、親会社株主に帰属する当期純損益は99百万円の利益を計上しました。

リスクについて

主なリスクとして、競争激化や価格競争、システム障害、情報セキュリティリスク、電力事情の変動、主要顧客との取引の影響などがあります。特に、主要顧客であるLINEヤフー株式会社のデータセンター利用方針の変更が業績に与える影響が考えられます。

まとめ

当社グループは、情報サービス産業において堅調な業績を上げている一方で、メディアソリューション事業の減収や競争激化等の課題に直面しています。特に、コンピュータプラットフォーム事業の成長が著しいため、今後もこの分野の強化が期待されます。全体として業績は横ばいですが、一部の指標に改善が見られるため、中長期的な見通しは明るいと言えます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。