2024-01-26有価証券報告書 株式会社CINC

企業名 株式会社CINC
URL https://www.cinc-j.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 10月末日
資本金(百万円) 10.0
所在地 港区虎ノ門一丁目21-19






有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、ビッグデータとAI・機械学習技術を活用し、顧客のマーケティング課題をデータドリブンに解決することを目指しています。主な事業は、マーケティング用調査・分析・運用ツール「Keywordmap」の開発・提供を行うソリューション事業およびDXコンサルティングを提供するアナリティクス事業です。

各事業の内容と状況

ソリューション事業

「Keywordmap」を中心に、マーケティング調査や分析を支援するソフトウェアの開発・販売を行っています。このツールは、日本語のビッグデータをもとに自然言語処理や機械学習技術を活用し、クライアントのマーケティング活動を支援するものです。

アナリティクス事業

「Keywordmap」を用いて、データ解析を基盤としたDXコンサルティングを提供。クライアントの市場や競合を定量的に把握し、マーケティング戦略の立案・実行・効果測定までを統合的にサポートしています。

従業員について

2023年10月31日現在
従業員数(名) 従業員数(名) [臨時雇用者] 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
140 [20] 31.5 2.37 5516
セグメントの名称 従業員数(名) 従業員数(名) [臨時雇用者]
ソリューション事業 42 [3]
アナリティクス事業 71 [14]
全社(共通) 27 [3]
合計 140 [20]

関連企業

特筆すべき関連企業はありません。

業績

セグメントの名称 販売高(千円) 前年同期比(%)
ソリューション事業 888,230 +0.2%
アナリティクス事業 1,079,248 +15.5%
合計 1,967,478 +8.0%

各指標の増減について

ソリューション事業は「Keywordmap」の機能拡充や改善計画が影響し、販売高の増加は微増にとどまりました。一方、アナリティクス事業では、SNSマーケティングやエキスパートソーシングサービスが堅調に推移し、大きなプラス成長を遂げました。

リスクについて

  • 技術革新によるリスク: AI技術やビッグデータ領域は急速に進化しているため、競合他社の新技術が出現する可能性が常にあります。
  • プラットフォーム依存のリスク: GoogleやYahoo!JAPANのアルゴリズムの変更に迅速に対応できない場合、業績影響が出る可能性があります。
  • データ利用規制の厳格化: 法律や規制の変更によりデータ収集や利用に制約がかかる可能性があります。

まとめ

当社のソリューション事業とアナリティクス事業は共に堅調に成長しています。しかし、営業利益が減少した要因として、一過性の費用増加や人件費の上昇が挙げられます。これらの課題に対処しながら成長を維持することが今後の課題です。全体的に見れば、デジタルマーケティング市場の成長とともに、当社も引き続き成長する見込みです。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 株式会社クロス・マーケティンググループ
No.2 フュージョン株式会社
No.3 フィードフォースグループ株式会社
No.4 株式会社デジタリフト
No.5 株式会社ジオコード
No.6 TDSE株式会社
No.7 株式会社Orchestra Holdings
No.8 セカンドサイトアナリティカ株式会社
No.9 株式会社True Data
No.10 サイジニア株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。